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2007.09.20
テーマ：夢を叶える人になる(1190)
カテゴリ：コーチングとコミュニケーション
前回に続いて、コーチングの柱となる基礎的な
スキルのひとつ、「傾聴」のお話しその３です。 傾聴とはつまり、聴きかた。 いっけん、地味で受容的な行為である、 この「聴きかた」ですが、 ひとつのセッションが ひとつの関わりが ひとつの対話が 満足に終わるのか 不満足に終わるのかは この「聴きかた」によって決まります。 その「聴き方」には３つのレベルが あり、今回はふたつめの「聴く」の おさらいから始めます。 前回、お伝えした 「傾聴レベル２の聴く＝Listen」は まるで恋人のように、あなただけを 受けとめて、あなただけのために そこに存在している、そのような 聴きかたのこと。 この聴きかたをしているとき、 人は 相手をしっかり見て 相手の話を聴いて 相手を感じています。 「傾聴レベル２の聴く＝Listen」とは 頭ではなく、こころで聴く「聴きかた」なのです。 それでは、３番目の聴きかたである 「聴く＝Feel」はどんなものでしょうか？ そもそも、なんで「聴く」なのに Feelなんでしょう？ それは、「傾聴レベル３の聴く」の 状態は、場を、空気を、相手を、自分を ホリスティックに感じている聴きかただから。 こうなると話しの出所はどちらでも かまいませんし、相談しているほう、 されているほうといった役割意識は 消えていきます。 こういうふうに言うと難しそうですが 実は、この「傾聴レベル３の聴く」は あなたも経験したことがあるはず。 例えば、相手の考えていることが言う前から 分かってしまうときってありませんか？ それとか 目の前の相手が言っていることと 本当に感じていることが違っている ような、そんな違和感を感じたことが ありませんか？ それらは、あなたが相手を感じているから 分かること。 そう、「傾聴レベル３の聴く」は 日常生活の中で起きているのです。 よく、以心伝心って言いますね。 または、察するとか、空気を読むとか。 そんな感じです。 私たち日本人はその能力が高いのです（えっへん） でもね、 言葉にしないと分からないことが たくさんありますから、 特にカップルは以心伝心を あえて言葉に変換してみてくださいね（＾＾） 以上、三回にわたって「聴く」をお伝えしました。 最後に、まとめです。 ================================================== 聴きかたには三種類ある。 1.自分の聞きたいことだけを聞く、レベル１の「聞く」 2.相手のために存在して聴く、レベル２の「聴く」 3.場や空気感、言葉にされていない部分まで聴く、 レベル３の「聴く」 ○レベル１の聞きかたはごく一般的。 ○関わりを深めたい、サポートしたいなら レベル２、３の聴きかたがお勧め。 ================================================== そう、「聴く」というのは、いっけん地味な行為です。 しかし、なによりも、相手を支えることができる 関わりかたなのです。 人は十分にありのままの思いを受けとめてもらうことで 一歩もニ歩も進めますよね。 コーチングでよく言われている、 「答えは、自分の中にある」 その答えは、十分に聴かれてはじめて、出てくるものなのです。 天海の講座の中で傾聴を重点的に扱うのは そういった実践から見えた確かさがあるから。 聴く、聴かれるって、とても重要です。 あなたもどうぞ、あなたの大切な人の話を 聴いてあげてくださいね。 そして、なによりも あなたのこころも、十分に聴いてもらってくださいね。 ●自宅で学べるコーチングやカウンセリングに興味がある人へ。 ネットカウンセラー養成講座仙台と大阪で１０月に開講します。 ● この記事は「人生を変える☆しあわせ成功講座」から抜粋しています。 メルマガ登録したかたは 『あなたにもできる！しあわせ成功セルフキット』を 手に入れることができます。 ------------------------------------------------------------------------- ☆コメントをありがとうございます。 お返事は書きませんが、励みにしています。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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