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2007.11.09
カテゴリ：コーチングとコミュニケーション
今日は「許しのステップ」について
お話しします。 許せない人がいるかた または 許せない過去があるかた そして 自分を許していないかた、 読んでいただいたら，何かに 役立つかもしれません。 まず、最初に 許すことで何が得られるのかというと 自分が楽になることです。 起こってしまった過去に 対して、否定的な思いを抱くことは 健康にもよくないことが実証されていますよね。 例えていえば、それは 怒りという名の５キロの石や、恨みという名の 米袋１０キロ（笑）、そして後悔という名の ダンベル２０キロを背中に抱えて歩いている ようなもの。 そりゃ、重いですって。 その重さで前に進みづらいのはもちろんのこと、 新しいものを持てる余力がなくなりますし 一歩一歩が疲れますよね。 そう、私たちは過去にとらわれているぶん、 今現在に力を発揮できないのです。 それは分かっているけど、どうしようもないですか？ そうですよね、感情はコントロールしづらいですよね。 けれど、方法はあります。 「許し」のステップを使えば あなたは許しがたいことを手放すことが 楽になります。 その「許し」のステップとは まず、 １）事実と感情を観る まず、自分に何が起こったことを きちんと事実として把握することです。 そして、それにまつわる感情を受け入れて 癒すことで、過去にこびりついていた 思いが溶けていきます。 その際にポイントになるのは 事実と感情を分けて観ることです。 次に ２）期待を観る 本当はどうなってほしかったのか 本当はどうしたかったのか それらの期待を観ます。 そして、そこにある思いを受け入れます。 ここでは自分のこころの声を聴くことが 必要になってきます。 そして ３）対象を観る 相手がいれば相手、状況であれば状況の 立場にたって観ます。 そこで驚くような視点の変化があるかも しれません。 理解や共感が生まれる場合もあるのです。 さらに ４）高次の視点で観る 相手と自分、環境と自分の二者を超えた 高次の視点で観ます。 すると、その出来事から必ず得たものや 真実が浮かび上がってくるかもしれません。 ここで起こることは分離ではなく愛や慈しみを ベースにした理解です。 そして ５）決定する 過去を手放すのか、許すのか、持ち続けるのか を選択します。 自分を観て、対象を観て、高次の視点で観たとき 私たちはその出来事の本当の意味を受け取ることが できるようになり、そこからの選択はあなた本来の 輝きを増す決定になるでしょう。 そして ６）決定の結果を観る その決定により、その後の自分に どんな影響があるのかを観ます。 今のままでいった未来と、自己決定した 未来がどこまで違うのかを体験することで 前もって自分への感謝がわき上がる場合も 少なくないでしょう。 このプロセスを行なうことで、あなたは少なくとも 滞っていたネガティブな感情が溶けていくのを感じるでしょう。 ずっと背負ってきた緊張が溶けるとき、あなたは それを持ち続けることも、手放すことも選べる 立場にたつのです。 そして、過去は学びと恩恵に変化します。 このプロセスはひとりでもできますが 「許しのワークショップ」では 実際に体験しながらグループワークで行なっていきます。 ひとりではできないことも、グループの力が 作用して容易になりますよ。 ●ワークショップの日程や質問はこちらにどうぞ。 ●上の文章はマイコーチジャパン発行の 「人生を変える☆しあわせ成功講座」から引用しました。 購読すると『あなたにもできる！しあわせ成功セルフキット』を 手に入れることができます。 ------------------------------------------------------------------------- ☆コメントをありがとうございます。 お返事は書きませんが、励みにしています。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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