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2008.02.06
カテゴリ：コーチングとコミュニケーション
じぶんスタイル応援コーチのあまみ悠です。
メルマガの新シリーズをご紹介します。 できうる限り、文章でもそのニュアンスを お伝えできるように、そして分りやすい例に なるように私自身の事例も書いていきますので、 おつき合いくださいね。 では、さっそく始まります。 ************************************************** □□ 素材の法則 □□ 私たちは、必要なものを受け継いでいる。 ************************************************** 素材の法則とは 人は作られたもののように なっているということ。 作られたもの、つまり、人を作るのは、 遺伝と環境、そして考え方です。 遺伝と環境といえば、親子関係や家庭環境そのもの。 特に初期の環境であり遺伝である 親子の縁にこそ あなたがこの人生で開花する事柄や 乗り越えるべきテーマが書かれているとしたら。 どう思いますか？ 実際、私たちは両親から受け継いだものを 体現していきます。 ですから、そこを否定したままで どう考えても、どんなにポジティブに動いても 自分自身の最大の可能性には到達できません。 それは上半身が前のめりになりながら どっぷりと砂に埋もれた木のようなもの。 どこに着地しているのか。 どこに着地しているのか。 足は２本あるように、あなたは両親という 根に支えられて、この大地にたっています。 そう。両親の長所と欠点の中にこそ あなたがあなたである理由が含まれているのです。 私の場合、父親は人が好きで付き合い上手、 商才があり、会社を経営していましたが、 気が弱く騙されて倒産し人生の後半をお酒に 溺れて過ごしました。 俗にいう「外面がよく内面が悪い」父は 悪友との付き合いや飲酒、その結果、暴力で 母と私を泣かせました。 私の母は自分にも他人にも厳しい人でした。 いつも最善の努力を尽していました。 道徳的に生きることを意図して、人の悪口は いっさい言いませんでした。 また、一度傷つくと相手を絶対に許しません でした。仕返しをするか恨み続けていました。 この柔と剛の極端な両親をあわせた 私という人間は どんな様相をしているのでしょうか。 それは 人が好きで優しくて商才があり 自分にも他人も厳しく、良く生きようと 努力する人であり、 さらに 自分も人も大切にできず、自制心が弱く、 意地ぱりで絶対に許さない心の閉じた淋しい人、 なんですね（とほほ・・・） 前半はよしとして、後半はとほほ・・・ ですが。実際、あたっているところがあります。 実際に私は２２歳でカフェの雇われ店長になり そのまま飲食業にまっしぐら。２５歳で自分の 店を持ちました。一年間、月一回の休みしか とらず、朝から晩まで働きどおしました。 その結果、売り上げが伸び、開店資金として 借りたお金を一年で全て返済。なおかつ マンションを現金で買う資金もできました。 しかし外面の良さに反して本心は人に心が開けず、 ストレスをひとりで抱え込んだ結果、モチベーシ ョンはどんどんさがり、結果的に身体を壊して しまいました。 そうです。それは、自分自身の心とからだを 大切にできなかった結果、当然として起こった ことでした。 あんなにも欲しかった、自由に使えるお金と立場。 なのに、なぜ？ 夢が叶っても、幸せになれないなんて、、、、。 そんな経験をとおして、私は 「本当の幸せってなんだろう？」と 自問自答するようになったのです。 このように否定的な側面は、 コンデションが悪いときにどばっと出ました。 人生の中で乗り越えるべきときこそ、 父母の否定的な性質を合わせた側面と向かい合う 必要性があったのです。 このように実はしっかりと両親の長所と短所を ひいて作られているのが私たち。 そして、ここでのポイントは、ひいているものを どう使うのか、それを選択できるということなんです。 否定的な側面なので、嫌ってもいいでしょう。 または、まったく違う自分になる努力をすることも できるかもしれません。 肯定的な側面ならば愛することもできるでしょう。 なにが最善なのかは人それぞれ。 けれど、これらの側面をどのように 自分自身の幸せを生み出す素材にするのか。 そこがポイントなんです。 私は父の弱さと母の不信感をひいて育ち、 コンプレックスいっぱいの人間不信家として育ちました。 だからこそ相手を信頼すること、相手を許すことの 必要性をたくさん得て学びました。 学んだ目から見たとき、はじめて、父の弱さが優しさと 裏表だったこと、母の不信感がその強さと裏表だった ことがよく分かりました。 そしてそれらは私の中にあることも。 それが私を作ってきたことも。 そこでやっと、本当の意味で自分の弱さと不信感を 受け入れられるようになったのです。 つまり、何が言いたいのかといいますと 短所は磨かれていない長所だと いうことです。 私は自分という素材を嫌って がんばってきたけれど、幸せになれない ことを知りました。 もし、その受け入れがなかったら、 もし、私が相手を信頼することや 許すことを学んでこなかったのなら、 私は今のように悩みや問題解決の お手伝いなど到底できなかったことでしょう。 例え、喜ばしい思い出でないとしても 幸せな過去ではないとしても そこに意味を見い出したとき、 私たちはそれを使いこなせるようになるのです。 そのためには あるものをあると認め、ないことにしない。 それが素材の法則の秘訣。 まずは、いただいたものを受けとめ、 自分仕様に使いこなす。 それが自分軸をくっきりさせる第一歩になります。 素材の法則その１の 「私たちは、必要なものを受け継いでいる」 あなたはなにを受け継いでいますか？ よかったら聞かせてくださいね。 ※ 「人生を変える☆しあわせ成功講座」 メルマガを購読すると 『あなたにもできる！しあわせ成功セルフキット』を 手に入れることができます。 --------------------------------------------------------------------- ☆コメントをありがとうございます。 お返事は書きませんが、励みにしています。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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