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カテゴリ:コーチングとコミュニケーション
●職場のうつ発症、今や当たり前?
内部監査や税務関係の人とお会いするたびに 聞くのは、 『みんな、大変ですよ~』 何が大変かというと うつやストレス過多で長期休暇をとったり 離職する人の話を現場でさんざん聞くそうです。 私も以前、相談を受けたクライアントさんが 以前にうつだったかたや、現在、休暇をとって いられるかたもいます。 本当に当たり前というか、珍しいものではなく うつになる以前の兆候は実際、日常生活の中で おちこんだときとそっくり同じですから ご本人も「最近、疲れやすくて、、」と思って いたら突然に、なんてこともあるのではないかと 思います。 精神的肉体的不調による 長期休暇や離職などに至る原因としては ストレス過多がありますが そのストレスに対する反応(症状や行動)には 3つの側面があります。 それはイライラや落ち込み、不安や緊張感、 憂鬱などの心理的側面と、 遅刻欠勤、ミス、口論やケンカ、 飲酒量の増加やタバコの吸い過ぎ などの行動的側面、 そして動機がしたり、汗をかいたり、胃痛、 下痢便秘が続く、食欲低下、めまいなどの 身体的側面です。 これらが単体で出ることも、複合して 出ることもありますが、これらは当初は 必ずしも「こころの病」ではなく、人が ストレスにうまく対処できない場合に 現れる危険信号。 ですから、ストレスの対象方法の改善が されず、ストレッサー (ストレスを引き起こす対象)が あり、つまりストレス反応が放置され、 状況が悪化したならば。 うつをはじめとするメンタルヘルス 不全につながる可能性が高くなってしまうのです。 ●メンタルヘルス不全とは? そもそもメンタルヘルスという言葉の意味は 「心の健康」です。この「心の健康」が損なわれた 状態をメンタルヘルス不全と呼びます。 職場におけるメンタルヘルス不全には いくつかの明確な症状がありますので これはまた違う機会に書いていきたいと思います。 職場のうつ発症を予防するために 最近では厚生労働省が 「過重労働による健康障害防止のための指針」や 「労働者の心の健康の保持増進のための指針」を 公示しました。 それにより、過重労働の見直しや 外部のEAP(従業員支援プログラム)を 取り入れるなど、徐々にですが社内の メンタルヘルスの重要性を扱う会社も 増えました。 しかし、実際にはまだまだ行き渡っていず 特に従業員100人以下の会社における メンタルヘルスケア対策はこれからとも いえそうです。 できうる限り,従業員が働きやすく、 自己実現できる会社にしたい。 その思いは経営者も従業員も同じこと。 まずはできるところから始めていけたらいいですね。 次回は 「職場のメンタルヘルスとしての対処方法」に ついてお話しします。 ●メンタル ヘルス コーチングの社員 研修はこちら ●コーチをつけるという選択があります。 コーチング情報はこちら ●メールマガジン「人生を変える☆しあわせ成功講座」 購読すると 『あなたにもできる!しあわせ成功セルフキット』を 手に入れることができます。 --------------------------------------------------------------------- ☆コメントに対してのお返事は 書けませんが、励みにしています。 感謝をこめて、ありがとうございます!(^^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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