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カテゴリ:コーチングとコミュニケーション
久しぶりに旧友が
電話をかけてきました。 20年来の付き合いでお互いに 仕事から恋愛からさまざまな局面を 分かち合ってきた仲間です。 「元気?」で始まり、昔の ように笑いながら話しながら ふと彼女が言いました。 「あのころ、私。 今思えば、完全に うつだったんだ」 そう、12年前、彼女は本当につらそうでした。 責任者としての重圧と過重労働に 押しつぶされそうになっていたのです。 そのうえプライベートでは結婚前提で お付き合いしていた男性と別れ、、 最悪の時期でした。 当時、そんな彼女と話すたびに、 とてもネガティブな感じを受け取って いました。 彼女はすべて自分が悪いのだと 言うのです。いくらそうではないと 言っても自分を責めてしまうのでした。 そして私もだんだんと疲れて 長電話を切りたくなることも 少なくありませんでした。 それが「うつ症状のはじめ」だなんて その当時は気づくこともなく。 あのとき知っていれば、もっと 適切に早くアドバイスできたかも しれないし 少なくとも、こういうふうに 伝えることができたかもしれない。 それは「気の弱さ」や 「性格」ではないんだよ、 こころも風邪をひくことがあるんだよ、 特にあなたのように休みなく働いている 管理者や責任者に多いんだよ。 自分を責めなくていいんだよ。 そう、伝えたかった。 ストレスやメンタルヘルスについて 学んで最初に思ったのは彼女のことでした。 こころが風邪をひいても、からだとちがって 目に見えませんからついつい無理して 気合いで押し切ってしまいがちです。 昔の彼女と私のように「知らない」ことで 苦しさを長引かせたり、対処できなかったり しないようにと、今となって心から願います。 友人や家族はもちろんですが、職場の同僚や 部下など接するときも、この「うつ症状」の知識を 知っておくと、何かのときに役にたつことが あるかもしれません。 以下、うつ病の際に見られる変化を いくつか書いておきます。 参照にしてくださいね。 ・なんとなく元気がなくなった ・口数が少なくなった ・冗談を言ったり笑ったりしなくなった ・会議などで自発的に発言しなくなった ・理由のないはっきりしない休みが増えた ・食欲がおちた ・新聞や本を読まなくなった ・よくため息をつくようになった ・疲れたと深刻な表情で訴える ・気弱なことをいうようになった ・仕事に自信を失い自己卑下するようになった ・仕事がはかどらなくなった これらの半分以上が当てはまる場合は 専門医への受診を促すこともひとつの 方法となるでしょう。 早ければ早いほど、回復も早まりますからね。 天海 悠 参照文献: 「メンタルヘルスマネジメント ラインケア検定試験公式テキスト」 編集:大阪商工会議所 出版:中央経済社 ●メンタル ヘルス コーチングの社員 研修はこちら ●コーチをつけるという選択があります。 コーチング情報はこちら ●メールマガジン「人生を変える☆しあわせ成功講座」 購読すると 『あなたにもできる!しあわせ成功セルフキット』を 手に入れることができます。 --------------------------------------------------------------------- ☆コメントに対してのお返事は 書けませんが、励みにしています。 感謝をこめて、ありがとうございます!(^^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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