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カテゴリ:コーチングとコミュニケーション
職場での悩みの一位はなんでしょうか?
それは、人間関係です。 その人間関係がうまくいかない理由は なんだか知っていますか? それは・・・・・・ 人間関係はうまくいかない理由の 大半はコミュニケーション不全。 つまり、 コミュニケーションの送り手が 情報を的確に送っていないとき、 もしくは コミュニケーションの受け手が 情報を正確に受け取っていないとき、 もしくはその両方が起こっている場合 コミュニケーションは阻害されます。 そして、事態は改善されず、より深刻化へ向うのです。 これらの悩みやストレスの元を解除することは メンタルヘルスケアにおいて重要なテーマですから 部下への対応を考えるとき 管理監督者はきちんとした コミュニケーションのとりかたを する必要があります。 自分も相手もオッケーであるという アサーティブな関わり方で 相手の身になって真剣に聴く「傾聴」が 有効でしょう。 そして、言っている言葉だけでなく (言語的コミュニケーション) その表情や声の調子などから (非言語的コミュニケーション) 伝わってくる情報に留意することが 大切です。 それにより部下の心身の不調を 読み取ることで未然に防げることが できるかもしれませんから。 身だしなみや服装、姿勢の変化も 何かを表す非言語的コミュニケーションの 一種です。 そういった関わりをすることは 部下の自己開示を促しますから それによって悩みや問題を解決する 糸口を引き出すことができるかもしれません。 ただし、管理監督者はあくまで 橋渡しであって、うつやメンタルヘルス不全に 関しては専門家に相談するという姿勢が 大切です。 このように部下の相談にのるときのポイントは 1)相談者に関心を向ける →よく聴く、受けとめる 2)本人のためになる解決策を選択する →必要な情報や機関の提供、休職など 3)本人の成長(気づき)を促す →質問することで本人が考えを整理できる という3点があります。 そして相談にのるときに注意すべきことは 1)相談内容を的確に把握するために、先入観を捨て中立性を保つこと 2)自分固有の価値観や人生観を相談者に押し付けないこと 3)共感しすぎて感情的にならないように気をつける などがあります。 以上のことをまとめると 相談にのる立場の人は アサーティブな関わりかた 価値判断を横に置いて聴くこと 巻き込まれずに聴くこと それでいて親身に聴くこと メンタルヘルス不全の傾向がある 場合は専門分野への橋渡しを早急にすること 以上が求められています。 コミュニケーションスキルを学ぶことは 相談者に対して もっとも効果的な相談対応ができる ようになるでしょうし メンタルヘルス不全に対しての 危機管理にも有効です。 コーチングはこれらに役にたちます。 天海 悠 参照文献: 「メンタルヘルスマネジメント ラインケア検定試験公式テキスト」 編集:大阪商工会議所 出版:中央経済社 ●メンタル ヘルス コーチングの社員 研修はこちら ●コーチをつけるという選択があります。 コーチング情報はこちら ●メールマガジン「人生を変える☆しあわせ成功講座」 購読すると 『あなたにもできる!しあわせ成功セルフキット』を 手に入れることができます。 --------------------------------------------------------------------- ☆コメントに対してのお返事は 書けませんが、励みにしています。 感謝をこめて、ありがとうございます!(^^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.06 01:12:29
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