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ライフコーチあまみ 悠の『優しいきもち』

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メンタルハッピー&自分スタイルコーチの天海 悠です。


最近、すっかり韓ドラ観賞が趣味の私です(^^)

今は韓国のサムソン社長と同時期に
土建業から身をたてて成功した
現代グル―プ社長の立身伝を見ています。

こういうのも韓ドラというのか
分からないけれど
好きな俳優が出ているので
ついついDVDを借りてしまいました。

見ていると家族療法の視点で
符号がピッタリ合う場面が多々
出てきます。

今日はそんな観点から見た
ドラマ「英雄時代」のお話です。


バリバリ家長制度と儒教の元で育った
主人公のテソン(現代グル―プ社長)

幼なじみの歌手キーセンの女性ソソンと
真剣な恋をします。

親の猛反対にあってしまうのです。

身分の違いってやつですね。

そしてソソンは泣きながら身をひいて
逃げるように去っていくのでした。

テソンはすっかりあきらめて
親の言いつけで結婚しました。

しかし

彼女のお腹には子どもが!

ソソンはこれまた泣く泣く
子どもをテソンの元に預けます。
(儒教のせいか家長制度だからか
 子どもは当然、父親のものみたいです。)

その後、ソソンは放浪の旅に出て
病気になったり、最後は戦争に
巻き込まれて死ぬという
波のように不安定な人生を送りました。

彼女の両親もまた、芸人。

ふわふわと生きて、旅の途中で
死んだのです。

さて、土建屋で立身出世した父テソンと
優しい義母、異母兄弟と共に育つソソンの
息子は母親に似て心優しい男性に育ちます。

けれど長男ゆえに周囲の期待が大きいのです。

パワフルな父親に叱られてばかりの日々です。

結局、自信も勇気も失い、酒に溺れ
逃亡してしまうのです。

どこかいつも、はかない感じの息子。

愛をあきらめて旅に出た母親と
同じように遠い空を見ています。

どこかここではないところへ
こころが飛びたがっているようです。

それはあまりにも悲しい生き方をした
愛する母を知らず知らず追っていく動きです。

その動きをだれがとめることができるでしょうか。

そんなふうに「魂のもつれ」という観点から
見たとき、たとえドラマの中でさえ
動かしようのない力動が見えてきます。

テソンの家族には他にもうつ病や自殺など
遠くへいってしまう行為が起こります。

不在の人物を埋め合わせる動きは
当人たちの知らないところでこうして
起こるのです。

どこか遠くを希求する動きは
当人さえ気づかない愛の表現なのです。


んー、深いっす(ひとりつっこみ)


どちらにしても
韓国のメンタリティは恨みがキーワード。

憎悪が深い分、愛情も深くて重い、
そんな気がしています。




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 感謝をこめて、ありがとうございます!(^^)/






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Last updated  2008.04.08 21:35:11
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