ライフコーチあまみ 悠の『優しいきもち』

前回『引き寄せの法則』とは、具体的なイメージが未来を
引き寄せるというお話をしました。

そして『引き寄せの法則』を使う手順は３つ。

１） 決めること
２） イメージすること
３） 信じること

今日は３番目の『信じること』についてのお話しです。



● 信じることを疎外するのはなに？


こんなふうに思ったことありませんか？

ふーん・・・イメージしたら引き寄せるなんて
ウソぽいよなあ・・・

だいいち、もしもそれが本当なら、今頃私は
（僕は）ミリオネア（億万長者）になっているはず。

そうですよね。イメージしただけでどうにか
なるわけじゃあない、と思えば、かたや、イメージして
引き寄せたっていう人もいる。

んん？　いったい、その違いはなに？

今日はそこのところをつっこんでみます（笑）


　　　☆:: ☆:: ☆::


だいぶん昔の話ですが、以前、お友だちの家に
遊びに行ったときのことです。

部屋に入った私は、思わず驚愕。立ちすくんで
しまったのです！

なぜなら、そこには。

四方八方の壁にあますところなく、ビッシリと白い紙が
。
A４サイズのその紙は、よく見るとすべてに文字が
書いてあります。

そう、その部屋は「アファメーション」の紙で張り
巡らされていたのです。

※ ちなみにアファメーションとは肯定的な断言のこと。
ポジティブシンキングと一緒に使われることが多い。

そのアファメーションは主に

「億万長者になる！」

「大成功してキャッシュフローでラクラク暮らす！」

などの成功系の内容。

右を見ても左を見ても、どこを向いても見えるんですよ。
その強い願いをこめた迫力ある手書きの紙が。

私はそのとき、なんともいえない気持ちになりました。

ああ、無理だろうな・・・

ホント、失礼な話ですが、そう思ってしまったのです。


なぜならば

必死で欲しがる願いの裏に「恐れ」を隠していることが
伝わってきたから。

「億万長者になる！」
「大成功してキャッシュフローでラクラク暮らす！」

という言葉の裏に
→貧乏には絶対なりたくない、怖い
→金持ちではない自分には価値がない

という思いが伝わってくるような部屋だったのです（泣）

潜在意識は本当に信じていることを実現させるのですが、
彼が貼っていたいっけんポジティブアファメーションの
奥で、彼が本当に信じていることは。

　　　・・・・・・

ちょっと想像しください。
もしもあなたが本当に心から「億万長者になる！」と
信じているならば、そんなに必死でアファメーション
するでしょうか。

しませんよね。

きっとやるべきことをやりつつ、未来を楽しみにして
いますよね。

だって、それは当然、そうなることなのですから、
気負いもふんばりもいらないのです。


彼がその後、事業を興したとか、成功したという噂は
残念ですが、聞こえてきません・・・うまくいって
いればいいのだけども。

ちょっと寂しい話でしたが、ここでお伝えしたかったのは

「それはそうなる」と信じていないのなら
イメージして願うだけでは叶わないことがあるということ。

もちろん、ふんばることや気負いが必要なときは
あります。大きな山を越えるにはそれ相当の準備と
実力が必要ですよね。

人事を尽くして天命を待つと言います。

きっと、願いを持ち、やることをやる人に
夢と成功は喜んでやってくるのではないでしょうか。

元ボディビルダー、現カリフォルニア州知事の
シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーは
こう言っています。

「若い頃の話だけど自分が思い通りの人間になって、
思い通りのものを手に入れてる姿を想像してた。
必ずそうなるんだって完全に信じ込んでたんだ。

初めてミスター・ユニバースに出た時だって
会場へ行ったときには優勝したつもりになってた。

タイトルはとっくに俺のものだってね
心の中で何度も優勝してるから、自分が勝つことを
これっぽっちも疑ってないわけさ。
その後、映画の世界に入ったときもやっぱり同じ。
大スターになってがっぽり儲けている自分を心に描いた。
そしたら、もうすっかり成功した気分だ。
全部その通りになる！ただそう信じてたんだ・・・
　　　　　　　　　　アーノルド・シュワルツネッガー 」


シュワちゃん、さすがですねえ。

けれど、シュワちゃんはきっと、自分の未来を「信じて」
それに突き動かされて動いた結果として、今があるのかも、
なんて思うんです。



●　信じるとは、結果への期待を手放すこと

「引き寄せの法則」を活用するポイント三番目は
「信じること」。

ここで重要なポイントは「信じる」強さです。

シュワちゃんが「それはそうなのだ！」と感じたように

「信じる」ということは、
そうなったらいいなあ、とか
そうなりたい、という思いとは違うのです。

「信じる」ということは
そうなると１００％断定できること。

そして「そうならない」ことへの恐れを
手放していることなのです。


とはいえ、
そこまで思いきれない、
そこまで断定できない、
なによりも「恐れ」の手放し方が分からない。

と、いうことのほうが実際は多いのではないでしょうか。

じゃあ、どうしたらいいの？

次回はそんなお話をします。




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