|
カテゴリ:コーチングとコミュニケーション
これは、今日の夕方に起こった 私の中にいる 「内なる批判者」についての それは、それは なまなましいお話です・・・ ●自分を責める声 今夜は、湯豆腐を作るぞ! そう思って、さっそく近所の スーパーに食材を買いに行ったんです。 そして、買い物が終わり、 自転車置き場に戻ると。 置いたはずの場所に 自転車がないんです! あれれ・・・ どこに置き忘れたのかしら? アルツ(忘れぽい)が増してきたのかしら? そんなこんなで、あせって、 あっちこっちと探しているとき ふと、心の中から 声が聞こえてきました。 「もう、本当にアンタって、 どんくさいんだから! (~_ーメ) 」 その声は、 自転車を置き忘れた私を あきらかに責めて・・・ 怖い・・・(;_;) でも、そんなときこそチャンス! セルフコーチングの出番だ!(笑 さっそく、その自分に 話しかけてみました。 「そんなに怒らないでね。 第一、忘れた私は、 あなた自身なのよ?」 すると、心の声は不満そうに 「・・・でも…. よりにもよって忙しいときなのに! もっとしっかりしてほしい!」 と言うのです。 ●いちばんみじかな批判者 もっとしっかりしてほしい? そのとき私は気付きました。 どうも、私の一部分は おっちょこちょいの自分が嫌い(^^; そんな自分のことを どんくさくなくて、忘れぽいダメなやつだ。 そう、批判しているんですね。 そして、その批判の声は 私の心を、きゅーっと 落ち込ませてもいるんですよね・・・ そのとき、再び気付きました! 自分を責める声は、 自分に期待していることを。 つまり、 「自転車を置き忘れた」 そして、 そういうことをしない自分でいてほしい、 そういうのではなく、もっとしっかりした (かっこいい)自分であってほしい。 え、ちょっと待てよ? ということは 私の一部分は、 自分自身ではないものになって ほしいと願っているよね? すると、こころの中の 先ほどとは違う部分から するっと声が出てきました。 「どんくさくても何でも、 それがありのままの私」 ・ ・ ・ そうです。 私は私。 それ以上でもなく以下でもない。 かっこよくなくてもいいじゃない。 だって、それが私。 せめて自分を批判するのはよそうよね。 そして自分を批判していると、 批判する自分をさらに責めるのもやめよう。 そう感じたら、 心の奥のほうで 何かが ほっ としたのです。 ● ありのままを受け取ること さて。 それで終わればよかったのですが(^^; 実はその、ほっとした瞬間。 手押しカートが段にはまって 派手にバク転してしまったのです! ガタガタッ! たくさんの野菜が道路にこぼれ落ち、 私は驚き、途方に暮れてしまいました。 すると、後ろにいたかたが 駆け寄ってきました。 「大丈夫ですか?」 そして、カートや野菜を元に戻すのを 手伝ってくださったのです。 いい人だなあ ありがたいなあ(^^) 困っているはずなのに どんくささ、まるっと二倍のはずなのに(^^ 心が温かくなって、 ニコニコしてしまいました。 このとき、さらに気づいたのです。 もしも私が 内なる批判者の声に気付かず あのまま、イライラしていたならば。 きっと、助けてもらったときに 「ああっ!申し訳ない。私ってバカ!」 と自分を責めていたでしょう。 もしもそうであれば その人への感謝の気持ちは 自分を責める声のボリュームに負けて、 かき消されていたでしょう。 もしかすると、 自分を責めることは、何の役にも 立たないどころか、ありのままから もっとも遠くなることなのかもしれない。 そんなふうに感じたのです。 こんなふうに、ひとりぼけツッコミ もとい、セルフコーチングが スーパーマーケットの駐輪場で行なわれた時間、 それはだいたい5分前後でしょう。 けれど、私は本当に実感しました。 何をかって? それは、 自分をありのままに受け入れることは カンタンでないということを。 そして、受け入れました。 自分をまるごと全部、受け入れて 好きになること、 それに一生かかってもいいと。 一生かけてもいいから、やっていこうと。 これからも、続けていきます。 内なる批判者も含めて、 ありのままの自分を受け入れること。 長い旅をしながらね(^^ そして、今日の私のひとりぼけツッコミ もとい、セルフコーチングが あなたのお役にたったなら、とってもうれしいです。 《補足です》 ちなみに「内なる批判者の声」のほとんどは 無意識に、常に頭の中で行なわれています。 ですので、まずは気付くことから始まります。 私の場合、気付き出した当時は 「やばいんじゃない」とあせるほど、 何人かの声を聞けるようになりました。 って言ってもぜんぶ自分なんですけどね(^^ 「内なる声」にも、いろんな質がありますが、 肝心なのは、舵を取る自分がいること。 舵を取る自分とは、さまざまな感情や 意識にはまることなく、意図した状態に 動くことができる自分のありかたのこと。 また、すべてを俯瞰して見る観察者でいる 状態がGOODです。 このような舵取り観察者体質は、瞑想、 ウォーキング、そしてコーチングなど、 思考をクリアにする方法を続けていくことが 効果的ですよ。 ☆この文章は 「人生を変える☆しあわせ成功講座」から転載しています。 購読すると『あなたにもできる!しあわせ成功セルフキット』と 幸せ成功の法則コラムをGET! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[コーチングとコミュニケーション] カテゴリの最新記事
|