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テーマ:夢を叶える人になる(1190)
カテゴリ:コーチングとコミュニケーション
子どものころの坂本竜馬は
鼻たれの寝小便小僧でした。 勉強もできなくてぼーっとしていたので、 周りからは期待されないまま育ちました。 そんな竜馬が持った夢、それは 世界を変えること。 とはいえ、最初は、 何か大きなことをしたい! そう思っていたようです(^^ けれどその何かを考え抜いた結果、 日本を守って、育てたあとは わしは世界にいかなあかんぜよ! ということになったわけです。 かたや、マドンナ。 ギネスブックで「史上最も成功した女性アーテイスト」 に認定されています。 アラヒィフ(around50)でたくましくも 美しいマドンナですが、中高生時代は いじめにあっていたそうです。 母親を6歳でなくした彼女は 目立たず、暗い女生徒だったと雑誌で 読んだ覚えがあります。 この二人に共通することはなんでしょう? それは、 子ども時代のコンプレックスです。 つまり 「私ってイケてない・・・」 「俺ってバカにされちょる!」 「オーマイガ!みじめな気分」 「こんなわし、イヤじゃ!」 だから、 美人になりたい。 有名になりたい。 えらくなりたい。 人から尊敬されるようになりたい。 この「足りない」から「足る」への 移動欲求が並外れて強いとき、それは夢になります。 ● 個人の夢は、その人の奥深い渇望から生まれる。 なぜならば。 そもそも、こうありたいと願うのは それが「足りない」からなんです。 つまり、「足りない」が大きければ大きいほど 「足る」への欲望は膨らむということなんです。 そして、欲望を持つ人なんてゴマンといます。 ゴマンといる中で 夢を叶えた人だけがしていること それは 決してあきらめなかったこと、 つまり、 自分はそうなると、自分を信じ抜いたこと。 そして ゴマンといる中で 夢を叶えた人だけが経験していること それは その願いが個人の夢を超えて、 みんなの夢になる瞬間、です。 だから、今、タイヘンな人はドンマイ! 必ず夢に変わる瞬間があります。 そして過去、タイヘンだった人はチャンス! その苦労、みんなの役にたちませんか? ●「足りない」から欲しい。 つまり、ギャップが大きければ大きいほど 原動力も大きい。 逆説的ですが、要するに、 現状に満足している人は そんなに夢や目標を意識しないのです! だって「足りない」ものが少ないんですから。 けれど、そこそこ満足しているといいながら このままでいいのかしらと心の底では 不安になるのなら。 もしかしたら、自分は必要とされているとか、 自分は役にたっているという、 自己重要感が満ちていないのかもしれません。 もしもそうならば。 それらの感覚、つまり「貢献感」を 満たすチャンスなのかもしれませんね。 ●夢を持つメリットとデメリット アドラー心理学でいう「幸せの条件」の ひとつである、「貢献感」。 これこそが夢の神髄です。 その夢でどれだけの人が喜び、 どれだけの人が助かるのか、 その大きさがイコール貢献の大きさ、 そして夢の規模だからです。 そして夢を持つと良いことがあります。 例えば、背伸びしたらその分賢くなるし、 がんばれば、その分力もついてくる。 なにより一緒に進む仲間ができる。 感謝される、勇気を与える、自分を好きになる。 そして、過去のすべてを夢の肥やしにできる。 そして日々、充実して生きることができる。 しかし夢を持つと苦しむこともあります。 夢を持たない人が味わうはずのない 「自分は足りない」という気持ちを持ちます。 できるのだろうかという焦燥感に悩まされます。 他人がすごく見えて自分はダメにみえたりします。 それもそのはず。 なにしろ、最初の「足りない」が 基盤になっているからです。 もっと上をと求めれば「足りない」が 出てくるのです。 だから、 いっそ何も望まず何も求めず 心をふさいで生きたほうがいい。 そんな苦しみが呼び覚さまされるのです。 そして、さらに 「足りない」は、忘れたころに ひょいっと出てくるのです。 お金持ちになったのに不幸せそうな人、 うまくいきそうになるとなぜか失敗する人、 常に満足せず、感謝もせずにいる人。 実は彼らの根底には相変わらず、 「足りない」があるのです。 ●「足りない」マインドを「足りる」マインドに変えるもの。 スタートの「足りない」が「足りる」にいたる ことを目的達成といいますが、 そこにいたるには【努力する】という王道があります! でも、努力しても、いくらしても、うまくいかない、 そんなときには、この「足りない」マインドが 後ろから、 「ねえ、忘れないでよ、ねえ」と袖を引っ張って いるのかもしれません。 ちなみに「足りない」マインドを解決する方法は ・ 葛藤を手放す ・肯定的意図を探る ・未来の自分から牽引してもらう ・ インナーチャイルドを癒す ・ギャップを埋めていく ・足りてる自分ならやらないことをやめる。 などなど、いろいろありますし、過去の捉えかたや 望む未来、トラウマの有無などケースバイケースです。 気になるかたは個人セッションをお勧めします。 そこで、まず、今日はいちばんカンタンな 「足りる」マインドを先取りする方法をご紹介。 これ、すっごくカンタンなんです。 「今、足りているもの」に目を向けて感謝する。 それだけでいいんです。 これを続けていくと、あるときマインドが誤解します。 あれ?けっこう足りてるかも? するとその瞬間から、 「足りている」証拠が集まりはじめます。 どんどん「足りていて」なおかつ貢献感も満たせる、 そんなふうに歯車が回り始めます。 長くなりましたが、今日のお話のポイントは ・夢があるから幸せとは限らない。 ・でもあったほうが充実感を得ることができる。 ・夢のない人は「貢献感」が満たせることをするといい。 ・ 感謝とはすでに「足りている」ことを認めること。 最後に。 マザー・テレサは裕福な家庭の子女でした。 彼女を動かしたのは、「貧しい人たちを助けたい」 という貢献感。 そしてその貢献感がもたらす喜びは 彼女の簡単ではない人生をずっーと、 支えてくれたのだと思います。 だから私たちも、 もしかしたら規模は違ったとしても 彼女のように 願いが個人の夢を超えて、 みんなの夢になる瞬間を 味わって生きていけるかもね(^^ 当社メールマガジン (「人生を変える☆しあわせ成功講座」。 購読すると『あなたにもできる!しあわせ成功セルフキット』と 幸せ成功の法則コラムを読むことができます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.22 00:33:44
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