テーマ:小学校での出来事(1643)
カテゴリ:children
今日娘の小学校で、「いのちを考える会」と引き渡し訓練が行われました。
そう、今日は阪神淡路大震災から11年目。 兵庫県に住んでいますが、北部のため11年前の今日は、地震で揺れましたが、被害にあうほどではありませんでした。 でも、小学校では去年から、この1.17に「いのちを考える会」と引き渡し訓練を行っています。去年は、実際に神戸に住んでおられてこちらに引っ越してきた方たちの話を聞きました。 今日は、一昨年このあたりを襲った台風23号の体験談を聞きました。 この、台風23号の日、大雨が降り止んで台風が通り過ぎたかなーと思った夜中の1時半ごろ、「バキッ、バキッ」と言う音で外に飛び出すと、家の近くの山が崩れてその下の工場が土砂でつぶれてました。 消防団の方たちが来て、「危険ですから、避難してください。」といわれて、頭の中が真っ白。 避難っていったい何を持っていったらいいの? いつ、家に帰れるの?など不安の中、地域の人と公民館に避難しました。 その後一時避難解除されたものの、再度危険と判断されたため、自宅前の道路は封鎖され、避難生活。 私たち一家は、車で30分のダンナの実家に避難しに行ったけど、毎日学校まで送り迎え。 自宅で英語を教えていたけど、レッスンどころではなくなってしまいました。その当時の生徒たちには試験前に急に休校にしてしまい、今でも申し訳なく思っています。(特に中3の生徒たち) もちろん、阪神大震災の大変さから比べればほんのささいな事だけど、まさか自分の身にそんなことが起こるなんて思ってもみなかった。 今となっては、いろいろと考えさせられる貴重な経験になったなーと思います。 去年も世界中で地震やハリケーンなどで、大勢の方が被害にあわれました。 雪かき大変だーなんていうどころではなく、今も大雪で大変な思いをされている方もいらっしゃいます。 当たり前に暮らしている幸せを考えさせる1日になりました。 「いのちを考える会」の後は引き渡し訓練。 これは、子どもたちが学校にいる間に、災害があった時に、親が迎えに行って無事に子どもたちを引き渡せるようにの訓練です。 もちろん、大災害があれば、道も家もどうなっているかわからないから、訓練のようにスムーズにはいかないでしょうが、決してありえないことではないということを感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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