「現場監督」になったのは、いまから十数年前、バブル絶頂期~ちょっと下がりかけたころだった。そんなころだったので、就職先はこっちが選び放題。学校に来る求人の範囲内なら大体、意中のところに入ることができた時代だった。それに乗じて、大学3年生の冬、大手ゼネコンに希望を出した。ゼネコンには「大手5社」と呼ばれる会社があり(S建設・K建設・T建設・O組・T組)、そのうちの一つを最初に考えたんだけど、そこへは募集人員以上の人間が希望したので、ぼくは降りた。大手だったら別に どこでもよかったからだ。そして、まもなく、無事に(?)内定した。実際には、「青田刈り」は禁止されているので、9月ころの内定だったように記憶している(十分、「青田刈り」やがな)。
部活の2年後輩が ぼくと同じ会社を希望したが落とされた、という話を聞いて、「就職」に関して言えば、時期的にかなり恵まれていたなぁ と思う。今もかなり就職難の時代だといわれていて、うちの会社にも、30人くらいの有名大学院あるいは超有名大学卒の人しか入社できていないみたいだ(うちらは800人くらい)。自分でも入れたことをラッキーと思うこともあるが、「優秀な人しか入ってこない」と考えると恐ろしくもある。
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Last updated
2005/03/19 12:00:46 PM
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