テーマ:心の声(268)
カテゴリ:戦
就職活動中に頻繁に飛んでくる質問の中に、
「嫌いなタイプってどういう人?」「その人とどう接する?」 なんてものがありました。話題が対人関係のことになると、かならずそういう質問を投げてきます。もう半ば機械的に。 で、当時は、○○な人が嫌いなタイプですっていうのが、言葉にできなくて、「苦手な人はいますけど、その人たちに、嫌いな人というラベルを貼り付けてしまわないように気をつけながら、ありのままで接してきています」なんて感じではぐらかしてきたわけです。勿論、そういう気持ちをもって人に接しているのは事実ですよ。 でも、なんとなくわかりました。嫌いなタイプ(苦手なタイプ)が。それは謙譲語が使えない人。謙譲語ってのは、自分の行為を低めることで、相対的に相手の位相を高めて、敬意を表すって言う敬語の一種類です。勿論、その人たちの口から謙譲語を「伺う」機会は少ないのですが、言葉よりも大切なのは態度というか考え方。自分の考えを、周りと比べて一段低めてみてみる。そうすると自分の考えってのが実はアホらしかったり、未熟だということを感じることができるのは言わずもがな。だから、ここで僕が書く日記も、日記なんだから、ありのままをと思っている一方で、くだらない文章を書き散らしているなあと認識していて、結構恥ずかしくなったりもするわけなんですが・・・。ともかくそれができないと、プライドが変な方向に途方もなく高かったり、その結果、人の話を聴けなかったり、ってな状況が生まれるのかな、なんて。結構書いてて怖いです。そうなったら終わりだなぁ、と。僕も常に気をつけてないといけないことですね、こういうことは。 日本語練習帳 ( 著者: 大野晋 | 出版社: 岩波書店 ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.21 23:38:38
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