今日の一日

Bangkokから東に向かうと隣はサムットプラカーン県、更に東に向かうとチャチンサオ県となる。この県をまたぐところに100年前から続いているロイピー　タラートと呼ばれる市場がある。日本語に直すと100年市場。細長ーい長屋の両側に延々と色々な店が雑多に続いている。
　売っているものは日用品、おもちゃ、食料品、ラーメン屋、食堂、床屋、農機具、衣類、寝具、文具などなどありとあらゆる品物が小さなこまわりの戸口に高く積まれてほこりをかぶってお客を待っている。


　Bangkokでも市場は庶民の毎日の生活がかかっている市場なのであるが開発、近代化と共にその市場がいつの間にか消え去っている場合が多い。有名なクローントーイ市場はバンコクでも最も大きい市場のひとつであるがここも再開発で立ち退きの話が進んでいる。これに反対するテナントが道路を占拠してテントを張ってもう長ーいことデモを行っている。有名な伝統のある市場が消え去っていくのは寂しい限りであるが田舎に行かなければ市場を見られないというのでは身近なタイの魅力が無くなって行く事にになるのだが。