今日の一日

　久しぶりというか10年ぶりにパタヤを訪れた。その変わり様に驚いた。パタヤの街は南北に広がり、ビーチ道路沿いも随分と整備されて当時の兵士の休養地から脱皮しつつあるように感じられた。北のチェンマイ、南のプーケット、西のホアヒン、東のパタヤと観光立国を目指すタイ国の地固めができつつあるように感じられた。
　そんな中でも相変わらずオカマショーは健在であった。オカマ界の頂点ともいえるティファニーを覗いてみた。一人で男、女を演じ分けるショーは相変わらず健在であったがしかし当時の少年隊の仮面舞踏会、松田聖子など日本物は跡形もなく影を潜め、アリランやカチューシャ、中国、インドものが贅を極めていた。こんなところで栄華盛衰を目の当たりにするとは思わなんだがタイのこの変わり身、バランス感覚には全く驚かされる。この国には義、忠、恕などないのであろう。それで今まで世渡りをしてきた国なのであるから。
　
　
　しかしそれにしても美しい、美しすぎる美女（男？）。中央が07年度のMiss Tiffany。