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カテゴリ:旅行
旅の締めくくりは安芸の宮島から広島へと向かう。原爆ドームと広島名物のお好み焼きを目指す。
昭和20年8月6日広島に原爆が落とされて莫大な死傷者を出したのであるが、今日は10日、つい先日6日には広島原爆忌(広島平和記念式典)が行われたばかりである。 この原爆ドームは当時は広島県産業奨励館でココから150mほど離れた空中600mでエノラ・ゲイによって運ばれそしておとされ、原子爆弾が炸裂した。この建物の中にいた人々全員焼死したのだそうだ。この原爆ドームはユネスコの「世界三大負の遺産」のひとつとしてポーランド・アウシュビッツの強制収容所、セネガルのゴレ島(アフリカの奴隷積み出し港)と共にこの世の負の遺産として登録されている。 ドームから道なりに橋を渡る、珍しいT字型の橋が架かっている。ココが原爆投下の目印となったそうだが、原爆は目標から約200mほどずれたことになるのだが、そんな誤差は原爆の威力の前には何の意味もないことである。この珍しいT字の橋が空中からも識別されやすいということで目標とされたとのこと。 たくさんの人が大やけどを負い、どろどろに溶けた皮膚と血潮を垂らして水を求めてこの川に飛び込んだと説明を受けた。広島を流れる太田川は市内に入りいくつもの支流にわかれて流れているがその時は川をたくさんの死体が折重なって流れていったとのこと。まさに想像を絶するこの世の地獄だったのだろう。 公園内には多くの記念碑が建てられて日本国内はもとより世界中からも訪れる人が多くこの日も外人さんの姿をたくさん見かけた。 平和の鐘 原爆の子の像(白血病でなくなった佐々木偵子さんの慰霊碑 多くの千羽鶴が飾られている) 6日に行われた平和記念式典で座席がしつらえられたため芝生が枯れかけて痛んでいる。今年は初めて原爆投下国の米国から大使館員が式典に参列したと報道されていたがこの痛ましさに正面から目を向けるのに60数年かかったことになる。人間とはいかに酷く、浅ましいものかとくと感じ取ってほしいものだ。 お好み焼き 広島の名物お好み焼きは人気店であるみっちゃん本店で食べた。店の前には行列ができており20分ほど待たされた。広島のお好み焼きの特徴は具と共にうどん、そばがいっしょに乗っかっていることだ。この日食べたシーフード+そばのお好み焼きはソースが濃すぎていまいちのかんじであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.16 01:17:34
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