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カテゴリ:旅行
今日は2日目、一日20ドルの入場券を買うとほぼすべての施設が入場可能となる。ちなみに3日間通用の3日券40ドル、6日券60ドルである。この入場券は必ず必要で各施設にはチェックポイントが必ずある。
遠い遠方から攻めてこようと言うのでSiam Reapから車で1時間半程のクバール・スピアン(Kbal Spean)にでかけた。駐車場」からさらに40分ほど山を登らなければならない。ここでも子供たちのみやげ物売りが付きまとい、日本語で「あとでね、あとでね」と声をかけられる。「山から降りてきたら買ってね」と言う意味なのだ。 このような坂道のちょっとした登山を40分ほど続ける、結構汗をかくのである。 スピアンはタイ語のサパーン(橋)に通じるサンスクリプト語に語源を発するのだろうか。山の上を流れる小川の石に掘り込まれた遺跡が見ものである。 つぎにバンテアイ・スレイ(Banteay Srei)に向かう。解説書によると967年に創建されたとある、約1050年前である。ここの彫像はすばらしいの一語に尽きる。CADやNCマシーンのない時代によくもこんなに精巧に左右対称に彫ることができたものだと感心するばかり。この彫像はヴィシュヌ神の妻、ラクシュミーが象の聖水で身をきよめてもらっている像とあり、下部にはガルーダとナーガが描かれているのだそうだ。 ほかにも多数のきれいな彫像が残されており、もう一度訪れてみたい場所である。 次に訪れたプレ・ループ(Pre Rup)はちょっと荒廃が進んでいるが堂々とした建造物である。てっぺんまで急な階段があり上っていくと見晴らしがよい。荒廃が進まないうちに修復できればよいのだろうが。 次にタ・プローム寺院((Ta Prohm)ここは榕樹(ようじゅ)がまるでへびのように石の建造物に絡んで今にも食われそうな様子を呈しているのだ。自然の脅威を感じさせるものである。 人間と自然の闘いを想像させるようなこの樹木がまるで大蛇のように石造建造物を飲み込む様を始めて発見した人の驚きはいかほどの物だったろうか? アンジェリーナ ジョリーがロケをした際に多額の寄付をした?あるいは子供を養子にしたとかで有名な場所でもある。参道が長ーくつづき、地雷で不具の身となった人々が道端で民族楽器を奏でるひびきが森の中に響き渡りとても和やかのどかな感じがする。 なかなかアンコールワットまでたどり着けないので第二部を起こすことにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.09 01:56:34
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