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カテゴリ:生活
タイ初の女性首相がいよいよ誕生することになった。タイの選挙管理委員会は先ごろ行われた総選挙の審査を終えて500議席の当選を決めた。タクシン元首相の実妹インラック女史率いるタイ貢献党は過半数の265議席を獲得し現アピシット首相率いる民主党の159議席を大きく引き離した。タイ貢献党は他の5党と連立政権を組み300議席を確保した。 インラック女史は自分では組閣できないなど中傷されたりしたが「自分自身で組閣する」と主張するなどかまびすしい。主要閣僚にはオラ-ン氏(元サイアムコマーシャル銀行社長)、スチャート氏(元財務相)、ミンクワン氏(元トヨタタイランド幹部)などの名前が挙がっている。 インラック氏が掲げる優先課題は 1、国民の和解。(タクシン派と反タクシン派の問題) 2、国王の84歳の誕生祝賀 3、物価上昇の抑制 4、近隣諸国との関係改善(プレビアビハーン遺跡を巡るカンボジャとの国境紛争) 5、汚職取締り さてこの新政権発足で国外追放の憂き目に会っているタクシン氏が何時帰国できるのか、ドイツなどは早々とタクシン氏の入国許可を認めたりしているが、まだまだタイの政治は茨の道をたどるのか、予断が許せない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.31 19:30:08
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