格安航空会社が幅を利かせている今日この頃、日本でもAir Asiaが就航し全日空のPeach Airもそろそろスタートしよう。タイでもAir Asiaは活躍しており真っ赤な機体の広告が頻繁に見られる。
タイではほかにも格安航空会社があるがタイ航空が出資しているNok Airという会社がある。この会社タイ航空の言うことをあまり聞かないとしてタイ航空は別の格安航空会社を設立するとかいろいろニュースが飛び交っている。今日のニュースにこのNok AirがB737-800の新しい機種を導入するというのがあった。Nokとはタイ語で鳥のこと、下の写真でわかるように機体のカラーリングが鳥のくちばしをモチーフにしておりわかりやすい。
あしたから就航させる2機のB737-800sはバンコクーチェンマイ、バンコクーウドンタニ路線に就航しさらに来週にも、もう一機が導入されるという。これらは現在のB737-400 の代替で今後10機までを入れ替える予定で機体の平均年数が20年から一気に5年に若返るという。B737-400 は145人乗りであるがこれが189人乗りとなる。また燃費効率が20%向上しメンテナンスコストも低減されるうえに機体の回転も早くなるとしている。機体の導入は複数のリース会社からリースされるが最初の2機はRoyalBank Of Scotland社、3機目はAir Castle Irelandからその後はGE Capital Aviation社を予定しているとのこと。
Nok Airは今回の洪水で水没したドンムアン空港からスワナプミ空港に避難して余計な出費が発生したりしているが洪水で寸断された陸路を補完して空路が見直されたこともあり鼻息が荒いといえそうだ。