タイのClassic Musicについていえばあまり話題になることは少なくもっぱら外国からの演奏会が多いのだが一方では若いMusicianを育てる試みも行われている。
今日は2011年度の若手(20歳以下)の年間最優秀を決めるコンペが公開で行われたので行って来た。Conrad Hotelが主催し、ほかにYamaha,Bangkok post、BMWなどが協賛し5年前から開催されており今回で5回を数えている。
今年の応募の中から5人が勝ち残り、最終選考はピアノ2名、クラリネット、ビオラ各1名(Violinの1名は欠席)が競い合った。ビオラが大学生(19歳)。ほかは中学3年生(15歳)である。中学生といえどもプロの演奏に引けを取らないほどの演奏でリストやショパンなど弾きこなしていた。これらの人々がタイの将来も作って行けばタイの地位も上がっていくこと、間違いないなと感じたしだい。
審査委員による最優秀トロフィーはPianoのMiss Chomchat Silaratに輝いた。選考委員長のChris Craker氏はいずれも実力伯仲で甲乙つけがたく選考には大変苦労したと評していた。
審査の合間には過去の優勝Musicianによるエキシビジョンの演奏も行われ、2008年どのマリンバで優勝したK. Pongsakornと彼のグループによる演奏やマヒドン大學のJakae Solo and Dr.Sax String Quintetの演奏も楽しかった。