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カテゴリ:災害
5月のゴールデンウィーク期間中に仮設商店街が感謝Weekとしていろいろな催しを計画していた。仮設の商店街はラーメン店、カレーの店、ほかほか弁、貸しビデオ、自転車屋、ミニスーパーなどが開店しているが被災前の店を再開させているのであろう、一角にはお休み所も設けられて訪れた人に茶菓、コーヒーを振舞ってくれる。昼食に郷土食の「ひっつみ」を食べた。野菜、根菜がたっぷりと入ったすいとんで冷えた体が温まっておいしかった。
Golden Weekの催しの看板 ひっつみ 今日はその感謝Weekのひとつ臼澤の鹿子舞が披露されるというのでボランティア活動の休み時間に見にいった。臼澤という地区は昔福島のほうから移ってきた人々が開拓した場所でそこに伝わる伝統芸の鹿子舞が披露されたのである。鹿子という字のごとく獅子ではなくて鹿の面をかぶった鹿子(しし)に子供たちが扮する武士が立ち向かう様子が笛、太鼓にのせられて舞われた。 大槌の赤浜地区も被害が大きかったところでここに立つ東大の海洋学研究所も被災していた。この赤浜の漁港からひょっこりひょうたん島のもととなったひょうたん島が望める。 赤浜小学校の近くに設けられた仮設住宅の案内板、この堤防の水門も堤防の高さを越えた津波に打ち破られ堤防の内側にあった家も跡形も無く消え去っている。瓦礫が片付けられているので土台だけがむき出しになっているのがなんとも痛ましい。 遠くにさくらが咲いているところが赤浜小学校であるがここには昭和3年に津波がここまで到達したという碑が建てられているが今回はそれを越えて押し寄せたのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.02 12:18:26
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