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カテゴリ:景色
昔のスキー仲間が数十年ぶりに集い旧交を暖めた。場所はみなと横浜、何年も横浜近郊に住んでいるというのに、みなと横浜を船で回った経験が無い。というわけでみなと横浜のクルージングに乗船した。
横浜から東急東横線のみなとみらい線に乗って日本大通り駅で降りて1番出口に出ると目の前に開港記念会館が迫ってくる。ここは横浜市民スキーに参加するための事前説明会などがこの開港記念会館のホールで開かれたので何回か訪れたことがある。 そんなときの思いに浸りながら象の鼻桟橋に向かうとそこにクルージングのボートが待っている。象の鼻桟橋にはさまざまな観光船が舫いでいる。 観光船の向こう側のビルが大桟橋のビルだ。会社に入った次の年の正月にアメリカに渡る親戚の叔父さんをここから見送った。当時はまだ飛行機での渡米は高嶺の花で叔父さんはここからPresident Cleaveland号という客船でサンフランシスコに移民したのだった。真夜中の出向が遅れに遅れて明け方の出航となり、とにかく寒いので大桟橋の屋外で相撲を取りながら暖をとって出航を待ったことを思い出した。その後キャンベラ号など大型客船が出入りするたびに見物にきてその大きさに驚いたものだが、今はこの大桟橋もベイブリッジの下を大型船が通過できないのでそんな風景も見られなくなってしまった。 ベイブリッジの下をくぐって日本の貿易を支えている貨物船の積み下ろしをするガントリークレーン群が見えてきた。 前後、左右、上下に動いてコンテナの積み下ろしをするガントリークレーンは見てて飽きない。船が横付けするときはクレーンを上げてマストを逃げるのだがその格好は首ながのきりん の格好を彷彿とさせ、なんとなくかわいさまで感じてしまう。 象の鼻桟橋近くに戻ってくると海上保安庁の巡視船を見ることが出来る。尖閣諸島問題で多忙な海上保安庁だが、みなとみらいのランドマークタワーや、ホテル、アルジェリアのテロで多くの犠牲者がでた「日揮」のビルなどを背景にJapan Corst Guardのしきしま(巡視船としては世界最大の船だそうだ)の姿が勇ましい。 今日は「やしま」、「しきね」の巡視船も見ることが出来た。船を下りてランチはお決まりの中華街、それを済ませて元町から山下公園、赤レンガ広場と満腹の腹ごなしに散歩。赤レンガ広場には日産の一人乗車のEVを展示してあり、興味しんしんであった。 かくて数十年ぶりのスキー仲間との集いが晴天にも恵まれ楽しい一日となったのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.27 11:20:17
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