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カテゴリ:音楽
演のあと、外に出ると午後4時を過ぎていたが日差しが眩かった。立秋を過ぎて10日ほどたつが青い空と照りつける太陽が今まさに夏の盛りという日差しである。
今日は読売日本交響楽団のみなとみらい定期公演がみなとみらいホールで開かれ聴きにいった。前回、前々回と2回続けて他用と重なり聴きに行けずメンバーチケットを友人に差し上げたが今回やっと念願かなった。今日の演目は3大協奏曲というわけでメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、ドボルザークのチェロ協奏曲、チャイコフスキーのピアノ協奏曲1番とどれもなじみのある名曲である。 指揮は情熱の指揮者、次世代の巨匠と呼び声高い広上淳一氏。まさに情熱あふるる指揮ぶりで力点で「パァッ」と発する声が観客席まで届く指揮ぶりである。 ソリストはヴァイオリンが小林美樹さん、USテキサス生まれの23才、2006年に最年少の16歳でモーツアルトコンクールで特別賞、2011年ヴィエニャフコンクールで2位を受賞一躍注目を集め現在はウィーンで研鑽中とある。 チェロの独奏はモスクワ生まれのドミトリー・フェイギン氏風貌は30才台かとおもわせる背の高いハンサム奏者である。両親ともチェリストで91年に23才でショスタコービッチコンクールで優勝し96年には日本でも2位入賞、現在は東京音楽大学教授を務める傍ら日本ロシアと活躍中とある。 ピアノは田村響氏、愛知県出身の27歳、2007年ロン・ティボーコンクールで優勝し一躍世界的注目を集め国内外で活躍中とある。ブロシュアーは黒髪で映っているが今日はシルバーヘアーのスポーツ刈りで登場し一瞬会場がどよめいた。氏はオーケストラの間奏中も額やメガネ、鍵盤上の汗を拭き、拭きしながらの熱演であった。 シートがステージ後方の正面寄りの席で指揮者と相対する位置で、一挙手一刀足が目の当たりに見られる。指揮者の出す指示と奏者の音出しのタイミングなどが見られて楽しかった。この後9月と10月から始まる後期分も同じ席が確保されているので指揮者の違いや団員との関係など興味深いものがある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.08.19 18:45:13
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