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カテゴリ:つぶやき
昨年の7月に図書館で予約してあった
『象の背中』が、GW前にやっと回ってきた。 秋元康さんが書いた本です。 秋には、役所広司・今井美樹で映画化も決まってるらしい。 二人の子供が居て、愛人もいる48歳のサラリーマン。 その主人公が癌になり余命半年と宣告され、残りの時間をどう過ごすかというお話。 その手の話は小説や映画などでよくあるもんですが 私にとっては妙に感情移入してしまう場面が多く 読み始めて数ページで、鼻の奥がツーンと来た。 父が癌になった時と同じような情景。 あの時、父もこんな風に感じてたのかな・・・とか 家族の気持ち・愛人の気持ち・・・全てにおいて、自分と置き換えて読んでいました。 余命半年。。。 そう言われたら、どう過ごすかな。 とりあえず、身の回りの整理を徹底的にやる。 父は癌告知を受けてからずっと入院してたから、私にそれを託した。 と言っても、一つだけだったが。。。 『タンスの靴下を入れてある引き出しに写真がある。それを処分しといてくれ』と。 言われた通りに、父のマンションに行きタンスを開けた。 何の写真なんやろう・・・? もしかして私の産みの母親の写真だったりして。。。 ドキドキしながら写真を出した。 ・・・ おいおい この写真の処分を娘に託すかぁ~~~ 10枚近くあった写真は、古い言い方をすれば“ニャンニャン写真”(笑) ベッドの上でもちろん裸で、楽しそうにピースしてる女性の写真でした オヤジぃ~~・・・ その女性・・・会社の事務員で葬儀にも来てましたが^^; 愛人だったのね 女性関係はお盛んな父だったので、さほどビックリはしませんでしたが(苦笑) 他の親類等に見つかるくらいなら、私に・・・と思ったのね^^; その経験で学んだコト。。。 自分にとって、恥ずかしい物の整理はやっておかなければ(笑) 例えば、普段気にしてナイようなゴムの伸びた下着とかもね(≧m≦) 引越しした時に、昔の手紙や日記は処分したから大丈夫だわ^^; パソコンはどうなるんだろうか? パスワードがわからなければ中身を見られることはナイよね? 残してあるメールって、別にヤバイわけじゃないけど やっぱり子供に見られるのは恥ずかしいしねぇ^^; あとは。。。 今現在、結構自由に生きてるから何をしたいかなんて思い浮かばない。 そんな時期になると、体もしんどくてどこかに行きたいと思っても 楽しめないだろうし・・・ 食べたいものを前にしても、体が受け付けなくなるだろうし・・・ 本の主人公は、自分なりの遺書を残す時間を作った。 告白できなかった初恋の人に会いに行ったり ちょっとしたことで喧嘩になり疎遠になった友達に会いに行き その時言えなかった事や想いを伝える。 物語だから出来るんだろうけど。。。 余命半年。。。難しいテーマです^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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