娘の成人式が終了
2011年の幕開けは、娘の成人式からスタートです。 結論からいうと、髪の毛と着付けを無事に時間内で終わらせ、お式に間に合うように送り届けることができました。長かった・・・・9月からこの戦いは始まったのである。同じサークルのMさんもお嬢さんの着付けをご自身でしたいという思いがあり、二人で本を持ち寄り、帯結びを決めるところから始まりました。本で見て、いいなぁ~と思うものをMさんが持ってきたマネキンさんに結んでみて、自分でできるかどうか、仕上がりはどんな雰囲気か、みていきます。実際に結んでみると以外に過程がわからず、途中で挫折したり、自分なりに工夫したり・・・そんなことが何回か続き・・・・10月には、なんとか結びたい帯結びを決めて、その練習が本格的に始まり。でも、なかなか上手に仕上がらなくて、また挫折したり、もっと簡単なのに変えようかと迷ったり。その繰り返しでした。Mさんは、当日着る振袖と帯を毎回持ってきて練習していたのですが、あいにく自分は、実家にあるため、練習用の帯での練習でした。なので、年休をとって早めに実家に帰省し、年末の忙しい中、帯結びだけは、姉に見てもらいました。形はできるけど、どうもゆるくなる。必然的に帯の位置も低い。この原因を見事に 姉は解決しました。まずは、帯の締め方と位置。 姉が娘を使って見本を見せてくれました。そうしたら、娘が一言!「ちゃんとしまっていて、楽」この一言がすべてを解決。ゆるい帯結びは、着せられている人が心地よくないということ。ちょうどよい加減を娘自身が体で覚えて、できの悪い母に合図を送る。という方法だったのです。帯の位置も、娘が体で覚え、その位置を指で押さえておく。という方法。これなら、帯が低くなることも、ゆるいことも、締めすぎることもない。姉は なんてすごいんだろう。 私ではなく娘に教える。 ん~ 正解。ということで、実家での三回の練習。 最後には 初めて 姉から 合格をいただきました。とはいっても、まだ振袖を着せていない。 さすがにやばいということで、正月明け、家で振袖と帯結びを通してやってみた。なんとか一時間以内で完成。これが着物と帯結びの第一回目。5日のことである。Mさんもやはり不安だったらしく、前日に練習したいと連絡があったので、私は娘を連れて、Mさんはマネキンさんで、前日に成人式組だけ練習会をした。肌襦袢から帯結びまで、一時間。何回やってもこれくらいはかかると核心。これが、着物と帯結びの第二回目。で、次の日 イコール 成人式当日 仕上がりはこんなです。寿賀結び です。右肩に柄があるので、それを見せる結び方にしたかったのです。立て矢のアレンジってところでしょうか。4枚の羽と真ん中が亀の甲羅のようになっています。 髪の毛は、ウイッグで仕上げました。あえてシックに・・・したつもり。前撮りがこんな感じ。 こちらは、プロにすべてお任せです。写真屋さんでのデータを年賀状に使いました。そして、前撮り、成人式当日、二次会 の様子をにまとめました。出来上がりが楽しみです。 ここからは、追記です。フォトアルバム、届きました。 早速、封を開けずに 会社へ。同じ女の子をもつお母さん同僚に、すかさずお披露目。 写真館で撮った写真(6枚全部)、前撮り日のもう一枚の振袖姿、成人式当日の姿や様子、二次会(同窓会)の様子、今まで試着した振袖の写真多数。表紙には、「祝 成人」の文字を入れて、とっても内容の濃いアルバムになっています。着物仲間にみせても、大好評でした。三種の振袖&帯結び。 私自身の記念にもなっています。が、 昨日姉から写真をみた感想が届きました。ブログと同じものを送ったのですが、朝支度後の写真が見たいといわれ、送った結果、こんな返事が届きました。写真ありがとう。後ろですが、この時は足袋が見えていますので、裾が下がったのですね。 前は 衿合わせが浅くておばさん!!!になってしまっています。袴は振袖よりも深いので気を付けてください。帯の位置も低いよね。帯揚げのお花は左です。 と、ダメだししましたが、お母さんの着付けということで、良い思い出になったのではないでしょうか?○○○(私の名前)の成長のために△△ちゃん(娘のこと)が協力したのであって、誤解のないようにね(笑) 袴姿も楽しみですね。 と。 やっぱり厳しい姉ですが、プロの正直なところをついてきてくれるので、ありがたいです。次回着せるときがあったら、気をつけよう。