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毎年実家からたくさん頂くも食べ切れず、とうとう悪くなって捨ててしまって…。もったいない(≧ω≦) 昔の人はどうしてたんだろう? そもそも実家は農家なんだし、祖母もまだまだ元気!昔ながらの保存方法を知れば、もっと無駄がなくなるんじゃないかな。 そう思って母と祖母に聞きながら作りました。 作りはじめたのは1月も後半。祖母は年末からひどい風邪をひき、退院したばかり。まだまだ体力が回復しない、年をとったんだとなげいていました。 ところが、私が干し大根をしてみようと思う、その他にも今年はばあちゃんと一緒に梅干しやらっきょう漬け、干し柿にも挑戦したいって話をしたら、みるみる元気になって、さっきまで出なかった声も、干し大根の下ごしらえが終わる頃には誰よりも喋っていました(笑) 今の世の中、本当に便利で一年中何でも揃うし、季節を感じる昔ながらの日本の風景もなかなか街中で見る事がなくなってしまって。 祖母が生き生きと昔話をする姿を見て、もっと大切にしなきゃいけないものがあると痛感しました。 あれから2~3週間、大根の様子を気にしてくれて、その完成を見て、思い出したかのように干し大根とごぼうのお煮染めを作って食べさせてくれた祖母。本当に美味しかった。 二年前、重度の認知症を患った祖父を亡くし、悲しみの反面、家族は事実ホッとしたりもした。必死に介護をする祖母と母。特に一日中一緒にいる祖母への負担は計りしれなかったから。このままじゃ祖母も倒れてしまうと誰もが思ったから。祖父は威厳の強い人で、とてもハンサムで綺麗好き、祖母と出掛けたら絶対に祖母に財布は出させないようなカッコイイおじいちゃんだった。だから尚更、認知症を患い始めた時、家族皆がショックだった。誰よりも祖母が一番ショックだったのかも。あんなに優しかった祖父が、隣で必死に介護を続ける祖母に『貴様は誰だ?貴様俺の財布盗んだだろう。』って平気に言ってしまうのだから。何度も涙を流し、堪え耐えてきた。 そんな事もあって、祖母は今、生きていることを満喫している。孫が12人、ひ孫も12人。毎日何かと心配事があるけれど、それくらいがちょうどいいのかもしれない。 幸せなこと。 天国でじいちゃんもきっと笑ってる(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.16 10:16:29
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