ラッシュライフ 伊坂 幸太郎
文庫: 469ページ 出版社: 新潮社 (2005/04) .................... 駅前には展望台があり「何か特別な日に」と垂れ幕がかかり、「エッシャー展」のポスターも貼られ、野良犬がウロウロし、白人の女性はプラカードを持ち「好きな日本語を書いてくれませんか?」と道行く人にお願いしている。 ビジネスホテル連続殺人事件の犯人検挙に一躍買ったカルト教団の教祖、その教祖を狙う人間、リストラされた腹いせに上司を狙う男、欲張らない空き巣を繰り返している黒澤、それぞれが少しずつどこかで繋がっていく。 精神科医の京子とサッカー選手の青山はお互いの家庭を捨て一緒になるつもりだ。 京子の夫は離婚を決意してくれたが、青山の妻は別れてくれないだろうから予定通り殺すしかない。 京子はインターネットで拳銃を購入した。 リストラされた豊田は、駅前に居た野良犬が、いたずらをされようとしていたのを助け一緒に歩いていると、そのお礼なのかロッカーの鍵を見つけた。罪悪感はあったものの、そのロッカーへ行き開けてみると、中から出てきたのは拳銃だった。........................ 2度目の読破。 1度読んだが、おもいっきり忘れていたので再読。 ふーん、こんな内容だったのねん(笑) 登場人物も多く、様々なことが起きる。きっちりメモをとっておかないとわけ分からなくなります。 内容も濃いので読み返す価値はありましたね。 「うそーん」って思う出来事が起るけど、「ほー」に変わります(笑)ラッシュライフ 文庫