虚夢 薬丸岳
文庫: 384ページ 出版社: 講談社 (2011/5/13) 内容(「BOOK」データベースより)通り魔事件によって娘の命は奪われた。だが犯人は「心神喪失」状態であったとされ、罪に問われることはなかった。心に大きな傷を負った男は妻とも別れてしまう。そして事件から4年、元嫁から突然、「あの男」を街で見たと告げられる。娘を殺めた男に近づこうとするが…。人の心の脆さと強さに踏み込んだ感動作。 薬丸さんの作品はいまのところハズレなしですね。 詳しくは言えませんが、結末にびっくりもあります。 公園での12人殺傷事件から4年が経ち、あの犯人を佐和子は街で見かけた。 犯人は精神病歴のある専門学校生で心神喪失状態にあり「責任能力なし」とされ精神病院送りとされていた。 佐和子は事件で3歳の娘を亡くし、自分も怪我をした。 PTSDから回復したと思われたが、その後統合失調症となってしまった。 再び社会に出てきた犯人に怯える佐和子は、別れた夫に助けを求めるのだが…。 虚夢 (文庫) (文庫) /...価格:660円(税込、送料別)