こころ 夏目漱石
文庫: 335ページ 出版社: 角川書店; 改版 (2004/05) 内容(「BOOK」データベースより)「自分は寂しい人間だ」「恋は罪悪だ」。断片的な言葉の羅列にとまどいながらも、奇妙な友情で結ばれている「先生」と私。ある日、先生から私に遺書が届いた。「あなただけに私の過去を書きたいのです…。」遺書で初めて明かされる先生の過去とは?エゴイズムと罪の意識の狭間で苦しむ先生の姿が克明に描かれた、時代をこえて読み継がれる夏目漱石の最高傑作。解説、年譜のほか、本書の内容がすぐにわかる「あらすじ」つき。 教科書にも出てきそうなこの手の作品って、きちんと読んでいなかったなと思いつつ、ひとつも実行に移せていませんでしたが、やっと読んでみました。わりと読みやすそうだし、表紙のデザインと質感がいい感じだったので。 後半は手紙の内容が記されているので、改行がなく文字がびっしりで読むのに時間が掛かりました。 人の死と別れ、病気、恋愛が主なテーマで、なかなか明かさない謎が解明されるまで物語に引き込ませます。 物語全般暗い感じなのですが、雰囲気がとてもいいですね。 いつかまたじっくり読んでみたいですね。 一生の間に何度か読み返しそうです。 送料無料[オーディオブックCD] こころ...価格:3,150円(税込、送料込)