モラトリアムな季節 熊谷達也
文庫: 312ページ 出版社: 光文社 (2012/10/11)内容(「BOOK」データベースより)大学受験に失敗した和也は予備校に通うため仙台で独り暮らしを始めた。小学五年生のときに四ヵ月だけ住んだO町での思い出が真っ先に心に浮かんだ。閉塞した浪人生活に悩む和也の前に、初恋の相手であるナオミが現れる。高校時代の彼女とも、よりを戻しつつある和也の心は激しく揺れ動く―。昭和五十年代を舞台に、混沌とした青春期を瑞々しく描いた成長物語。 自伝的小説でした。 時代的には、私が小学生だった頃の予備校生、といった時代背景ですね。 バンドをする人が増えだした年代といってもいいのかな? ディープパープルとか、その頃流行ったバンドの名前が沢山でてきます。 再会した初恋の相手と、高校生の時に知り合った彼女の間で気持ちが揺れる物語。 モラトリアムな季節 (光文社文庫) (文...価格:600円(税込、送料別)