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テーマ:お勧めの一冊(464)
カテゴリ:さ行-作家
出版社: 角川書店 (1995/08) ★★★★★ 再読です。 パラサイト・イヴを思い出しました。この頃こういった種類のものが流行っていた、のかな。忘れちゃったけど。 .......................................... 友人である高山竜司を解剖することになろうとは・・・。 東京都監察医の安藤は、高山竜司の死体第一発見者である高野舞という高山の教え子から話を聞く。 解剖を終えると縫合した場所からはみ出した新聞紙が目に留まった。178、136の数字が見て取れる。高山が何かを訴えかけているのか・・・。 高山を解剖した結果気になったのは冠動脈閉塞と肉腫が天然痘に侵された症状と似ていることだった。絶滅されたとされる天然痘ウイルスが出現したのか・・・。 同じ症状で亡くなった例がないか調べると続々とデータが集まった。4人の若者と、そして浅川和行の妻と娘。浅川は2人を車に乗せて高速道路を走行中に追突事故を起こし、現在病院で昏迷中だという。妻と娘は事故をした時にはすでに死亡していたらしい。 高野舞は死んだ高山の部屋を整理しているとビデオデッキに目が行った。そういえば友人の浅川が、ビデオテープがどうのこうのと言っていた気がすると思った舞は、デッキの電源を入れ中に入っていたビデオテープを取り出し持ち帰った。 そしてとうとうそれを観てしまったのである・・・。 塩素配列、暗号、RING、突然変異、未知の生命の出産。なんと貞子が蘇った?・・・。 .......................................... らせん 文庫 らせん佐藤浩市 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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