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テーマ:お勧めの一冊(464)
カテゴリ:あ行-作家
出版社: 集英社 (2007/04) ★★★★☆ お茶の水署生活安全課シリーズ第3弾。再読。 ●木魚のつぶやき 神保町の交差点で怪しい男が通行人に声を掛け迷惑を掛けているという通報を受け現場に行ってみると、高額な印鑑を売りつけるキャッチセールスだった。 そして翌日「専修大学前の交差点付近で捕り物があるので来て欲しい」と五本松からのメールがあり、行ってみると・・・。 ●欠けた古茶碗 がらくた市でみつけた掘り出し物の茶碗が五百万もするらしいことが分かった。しかし、売った男は親父の物を勝手に出品してしまい大目玉を食らったので返して欲しいと泣きついてきた。 その茶碗は神保町の再開発の工事中で出土したものだった。騒ぎにすると学術調査が入り工期が大幅に遅れることを予想し内緒にしていたのだ。 ●気のイイ女 「デリ○ルのチラシがポストに投げ込まれるので何とかして欲しい」との市民から訴えから、梢田が囮になり業者を摘発することになったのだが、現れたのはあまり若くない女性だった。料金の話を切り出しいざ逮捕となるのだが、女の方から金を払ってきたのである・・・。 警察だと疑われたのかもしれなかった。 女の子も募集しているらしいので次の囮は五本松・・・。 ●恩はあだで返せ 斉木と一緒にでっち上げ捜査をしたことがある刑事が、そのでっち上げた男の姉から強請られているので個人的に協力して欲しいという。梢田を腕力担当で仲間に加え行動を起すがどうも様子がおかしかった・・・。 ●五本松の当惑 梢田一人で留守番をしていると五本松に来客という婆さんが尋ねてきた。古本屋だという婆さんは注文した本を届けに来たらしい。貴重な本らしく8万5千円もの大金を立て替えたのだが帰ってきた五本松に請求すると、そんなものは知らないという。どうやら詐欺にあったようだ・・・。 恩はあだで返せ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 19, 2008 09:28:12 AM
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