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テーマ:お勧めの一冊(464)
カテゴリ:柴田よしき
出版社: 角川書店 (1998/03) ★★★★★ RIKOシリーズ第2弾。 あたしは一生銃を手に戦い続ける。 そしていつか、撃たれて、死ぬ。――― 緑子は育児休暇を明け辰巳署へ異動になっていた。 『聖なる黒夜』のあの山内練と麻生龍太郎も登場して、さらに磨きが掛かったRIKOシリーズ。 山内のキャラはなんとも凄い。悪党だけどどこか憎めない。 こんなキャラは初めてですね。 そして最近話題のあの『椿姫彩菜』を彷彿とさせる女性?も登場。 .......................................... 美人なニューハーフ磯島豊から相談を持ちかけられた緑子。友人が失踪し管理売春をさせられ、ヤク漬けになっているというのだ。 証拠がなく、公用では動けない為、警察を辞めて探偵をやっている麻生龍太郎に相談。 ヤクザから取り返そうと動いた矢先に、その友人は抗争に巻き込まれ死亡してしまう。巻き込まれたのではなく彼女がターゲットだったのか・・・。 廃工場では、主婦が凄惨なリンチを加えられ殺された。 ごく普通の生活をしていた主婦がなぜ・・・。 やがて、殺された主婦とニューハーフの友人が一緒に映っている写真を発見。2人が繋がったのである。 2人は何故殺されたのか。 4年前の幼児誘拐事件、警察の失態、一人責任を被った城本刑事。 緑子に近づく山内、麻生とのことを知らない緑子…。 様々な女性が絡んだ事件の真相はどこにあるのか…。 .......................................... 聖母(マドンナ)の深き淵 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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