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テーマ:お勧めの一冊(464)
カテゴリ:さ行-作家
出版社: 講談社 (2003/09) ★★★★☆ 江戸川乱歩賞受賞作。 悪党を成敗するヒーロー誕生? 自閉症に詳しいから精神科の先生とかなのかな?と思ったけど、そうではないみたい。 奇病で入院していた国会議員が爆弾魔によって殺された。 そして裁判所も爆破され4人が死亡。これで4度目の爆破だった…。 鑑識の入念な調査によって爆弾製造過程で使われた弓ノコから犯人にたどり着いた。 爆弾魔が潜む倉庫に侵入した捜査陣が目にしたのは、仲間と思われる男と爆弾魔が争っているところだった。 一緒にいた男は鈴木一郎と名乗ったが、本人の戸籍ではないことが分かった。いったい何者なのか。爆弾魔の一味なのか。 精神鑑定を行っている鷲谷真梨子は、鈴木一郎と名乗る男について調査を始める。 感情の欠如、自閉症、詐病、ミュンヒハウゼン症候群、サヴァン症候群と様々な要素を持っていた。 殺された3人の悪党は彼の仕業なのか・・・。 やがて、鈴木一郎の入院している病院が爆弾魔によって隔離され、全員が人質に取られた。数度の爆発後、誰も外へは出すな、という要求。 そして、小児病棟の女の子が無残にも粘着テープで巻かれ、電源コードは複雑に絡まり…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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