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テーマ:お勧めの一冊(464)
カテゴリ:か行-作家
ナイチンゲールの沈黙(上) 文庫: 299ページ 出版社: 宝島社 (2008/9/3) ★★★★★ 待ってましたよ、バチスタ続編! 若い看護師を一度は叱り、その後褒めるグッチー先生。 今回の舞台はオレンジ新棟2階、小児病棟ということで、前作は男ばっかりでピリピリした雰囲気でしたが、今回は若い看護師さんが活躍するので、また雰囲気が違いますね。 MRIを受けるのが怖いアツシくん(5歳)は兵隊口調だ。 「怖くなったら泣いてもいいでありますか」 「小夜ちゃんに一緒に入ってもらいたいであります」 と可愛いオチビさん。 忘年会の後、同僚と街に出て、声を掛けられ入ったバーで歌っていた、歌手の水落冴子が吐血。2人は救急車を呼び自分達の勤める病院に半ば強引に搬送した。ICUなどのベッドが一杯だったので、当直勤務していた田口先生のところで預かることに。その歌手はアル中だった。 14歳の美少年牧村瑞人は網膜に異常があり手術の必要があったが、両親と連絡が数日取れない・・・。 5歳の男の子も眼の病気で入院中。甘えん坊の盛りで夜は小夜が子守唄を歌って寝かせている。 MRI室で歌う小夜の歌を聴いて、患者の視覚野は活性化されることが分かった。 瑞人少年は手術を自分の意思で拒否している。普段強がってはいるが、実はとても不安なのではないか、とのことで田口外来に行かせることに。 5歳のアツシくんや白血病の少女たちも同行し、愚痴外来こと田口外来は普段見られない騒ぎとなった。 事件が起きた。定職に就かずぶらぶらしていた瑞人の父親が殺されたのだ。内臓を取り出され、部屋の4隅に置かれた状態で・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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