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カテゴリ:さ行-作家
出版社: 新潮社 (2006/10) ★★★☆☆ 今秋映画化されるらしい。 死のうと思った先で、田舎暮らしを体験することにより、元気になる女性の物語。 ページ数が少ないので、サクッと読めちゃいます。 会社が嫌になり人生も嫌になり、身体は変調をきたしていた。 短い人生を終わりにしようと千鶴は北へ向かった・・・。 ものすごい辺鄙な場所にぽつんと旅館「たむら」はあった。 他の宿泊客はおろか年に1組くらいしか泊まりにこないという。 睡眠薬を飲んで死ぬ。そう決めて実行に移したが、翌朝、いつになく、すっきり目覚めた自分がいた。死ねなかったのだ・・・。 そこの主人には、自殺の為に訪れたことがばれていた。 そして、千鶴の数日間の田舎暮らしが始まった。 天国はまだ遠く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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