文庫: 331ページ
出版社: 集英社 (2004/10)
直木賞受賞作。
再読です。
タイプの違う2人の会話に笑っちゃいますね。
笑って泣いて・・・・・・泣けはしないけど、とっても素敵な一冊です。
女性が読むとちょっとイラッとするかもしれませんけどね。
27歳にして結婚3回目の自分大好き女るり子。幼稚園時代から親友の早坂萌。
そこに高校生の男の子が加わって・・・。
去年だか一昨年だかドラマになっていましたね。
今回は米倉涼子のイメージで読みました。
うーん、似合う!
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るり子は結婚して新婚旅行に来ると一気に醒めてしまう。前の2回の時もそうだった。
一度目は不倫の末の略奪愛。次は同級生。今回の相手は親友の萌が付き合っていた男。
萌から奪ったのだが、萌本人は意外に冷めている。
そんな性格だから今まで親友でいられたのだろう。
両親の敷いたレール通りの人生を歩かされるのが嫌だったから、という家出をした高校一年の秋山崇が萌のマンションに居候。
会社の要求に従えなくて、きっぱりと仕事を辞めてだらだらとしていると、一度はいなくなった崇が戻ってきて、夫の浮気が元で家に帰りたくないるり子も現れて、3人でのだらだら生活が始まった。
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