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カテゴリ:アンソロジー
出版社: 新潮社 (2004/01) 乃南さんのはとってもいい作品でした。 ●透き通った一日 赤川次郎 中学生の純子は、保健室で目が覚め、教室に戻ったのはいいが、そこでは純子が屋上から飛び降りて死んでしまった話をしている最中だった…。 ●マッチ箱の人生 阿刀田高 店の新しいマッチを持った女と列車の中で遭遇。新しいデザインのマッチを配った客は3人。その中の一人が、女と列車に乗り合わせる前に殺されていた。スナックのママが客を相手にその事件を推理する…。 ●返事はいらない 宮部みゆき 自殺を止めれた夫婦に人生相談をしてもらっていたはずが、銀行から金をだまし取る仲間に加わっていた。 銀行のキャッシュ・ディスペンサーのシステムを使った犯行は、銀行に仕返しをするものだった。 ●福の神 乃南アサ 料理屋「茜」には様々な客がやってくるが、化粧品メーカーに勤める池内という男だけは、みんなに嫌われていた。酔っぱらって誰彼かまわず荒れるのだ。 その池内がやってくると必ず現れる客はどうやら池内のことを気にしている風だった。 やがて嫌な男池内は転勤になり、ある事実が女将の生い立ちを刺激し…。 ●過去からの声 連城三紀彦 辞めた若い刑事が、世話になった上司にある誘拐事件の真相を手紙で訴えかける。 ●襲われて 夏樹静子 会社の帰りに神社で男に襲われそうになったところを、誰かに助けられた。 襲った男に刺されたらしく脇腹から血が出ていた。 近くで殺人事件があり、逃げた男と関係があるらしかったのだが…。 ●眠れる森 北村薫 「眠れる森」にまつわる話。 七つの危険な真実 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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