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カテゴリ:さ行-作家
出版社: 講談社 (2009/8/12) 若い男女が隠れて何かをしているところを目撃し、よく分からないが興奮した小学生時代。 プレイボーイに平凡パンチにGORO。 そんな懐かしい気持ちになれる「とんがらし」はとっても面白かったですね。 その他は中学生が中心の重松さんらしい短編でした。 それから、さだまさしの「関白宣言」の替え歌。 『俺は先っぽしか入れない、たぶん入れないと思う、入れないんじゃないかな、ま、ちょっと覚悟はしておけ』だって。(爆) ●とんがらし 「いざとなったら玉を出せ!」 とんがらし同盟を組んでいる小学生3人組み。 とんがらしだけではなく、いざとなったらタ○も出す。 「できるだけエロい物を持参すること」との約束のもと物置小屋に集合し・・・。 ●モズクとヒジキと屋上で とろいモズクと凶暴なヒジキの、どっちのほうに先に彼氏ができるか。 そんな話をしている中、ヒジキに呼び出されモズクと付き合ってやって、と言われる。 どうやらモズクは転校するらしく、その前に一度男と付き合わせてあげたいという親友ヒジキの友情だった。 もし断るんだったらあたしがあんたと付き合うよ、と脅され・・・。 ●タツへのせんべつ 親友の転校記念に贈った物。それは、親友の証? まだ生えそろっていないチ○○の毛にしたのであった。 ●俺の空、くもり。 高校3年の夏。自転車でモーテルに行って初体験。 一方では東京の大学行くと決め、その前に思い出作りと言って彼女に迫るのだが・・・。 ●横須賀ベルトを知ってるかい? 自分で「俺は流れ者だ」という転校生は、父親の仕事の関係で数十回も転校を繰り返している。 喧嘩の強い彼は、風のように現れ風のように去っていってしまう。 ●でぃくしょなりぃ 少しイヤらしい意味の言葉ができあがって流行。ディクショナリー、ナバオ。 ラブレターにオクラホマミキサーと、ウブな男子中学生の物語。 ●春じゃったか? 中学時代一番のワルだったギュウちゃんは、高校へは行けず専門学校も1週間で辞め、建設現場で働くが、建築中のビルから転落して死んでしまった。 そのギュウちゃんの3回目の法要が行われるという。特別仲が良かったわけでもない。同窓会だと思って参加してくれと両親はいっているらしいが、3年も経って古い仲間と会うのもなと考え・・・。 青春夜明け前 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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