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カテゴリ:村上春樹
出版社: 講談社 (2006/9/16) 再読。 村上春樹さんの作品は何度も読んで味が出てくる、そんな気がしますね。 ジャズの「ファイブスポット・アフターダーク」という曲から取ったらしいこの題名。 夜中の11:56分から明け方までの物語。 法律を勉強しているトロンボーンを弾きのバンドマン高橋。 家にいたくなくて夜中のデニーズで読書中の浅井マリ。 二人はそこで再会し話をする。以前姉の付き合いで会ったことがあったのだ。 高橋が出て行き少しするとガタイの大きい女性が現れた。 高橋に中国語ができることを聞いたらしく助けを求めてきた。 そのガタイの大きいカオルについて行くとそこはホテルだった。 そこで中国人女性がケガをしていた。客に痛めつけられたらしい。 男は女性に月のものが始まってしまったことに腹を立て、殴り、衣類やバッグを持ち去ったという。 一方、浅井マリの姉エリが寝ている部屋には「顔のない男」がエリの寝姿をとらえている。 「しばらく眠る」といい、それから姉は2ヶ月間眠り続けている。どこが悪いというわけでもないのに・・・。 アフターダーク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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