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カテゴリ:あ行-作家
出版社: 双葉社 (2004/10) 再読です。 読んでいてニンマリしちゃいますね。 首吊りで死のうか、飛び降りにしようか・・・、とコントのようにひとりでばたばたと自殺しようとしている伊達秀吉。 排気ガスで自殺しようかとガムテープを買いにコンビにから帰ってくると、後部座席で子供がちゃっかり入り寝ていた。 塾に行く途中だという。子供の家は丘から見えるかなり大きな家であることが分かった。 秀吉は最後の掛けに出た。この子を誘拐して借金をちゃらにしよう。自殺はやめだ。 少年の名前は伝助。伝助はまだ遊びたい盛りなのにかなり家では厳しい教育をされているらしい。 「おとなしくしてるから、ねえ、おとなしくしてるから家には帰さないで。だってぼく家出してきたんだもん」 お金持ちを狙った誘拐劇だったが、そのお金持ちとはなんと暴力団だった! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 7, 2009 09:46:36 AM
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