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カテゴリ:あ行-作家
出版社: 文藝春秋 (2010/6/10) 京都を舞台に展開されるハードボイルド短編集でした。 雑居ビルで個人探偵事務所を構える一室の相向かいは動物病院。その為動物絡みの依頼が多い。 少し前に作られた中編『狩人は都を駆ける』の続編を書いて一冊に、という話から完成した一冊のようです。 ◎狩人は都を駆ける ドーベルマンが誘拐されたと老婦人からの依頼。 犯人は小学生の集団で、藤井の婆さんの孫である聡がいじめられた挙句、彼らが思いついた方法が犬を誘拐して金を手に入れることだった。 ◎野良猫嫌い あるマンション周辺で、野良猫や飼い猫が殺される事件が頻発。 調査を依頼してきたのはホステスだったが、そのホステスは以前にストーカー被害に遭っており…。 ◎狙われたヴィスコンティ 犬のコンテストに出場する予定のシーズー犬を警護する仕事が入り…。 ◎失踪 離婚絡みで飼い猫の取り合いになり…。 ◎黒い毛皮の女 黒猫が飛び出してきて轢いてしまい、面倒を見ながら飼い主を探すが…。
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Last updated
June 29, 2010 10:27:39 AM
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