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カテゴリ:今野敏
出版社: 新潮社 (2010/05) 内容(「BOOK」データベースより) 警視庁刑事部長・伊丹俊太郎と大森署署長・竜崎伸也。幼馴染にして立場の違う同期のキャリア。組織の壁に悩む伊丹の苦境を竜崎の信念が救う―。 いいですねえ、このシリーズは。 竜崎と同期で幼馴染でもある伊丹の目線で語られる一冊。なので3.5なのね。 過去の話や、裏『疑心』の一編もありましたね。 相談し合う二人はやっぱり仲がいいですね。 竜崎の指示を無視して予防接種を受けず、インフルエンザに罹った戸高に笑っちゃいました。 ◎指揮 伊丹が福島県警から本庁へ異動になる間際に事件が発生。 後任の男はサバサバしており、意見が合わず…。 ◎初陣 捜査に使う為にプールされている裏金問題が国会で取り上げられる。 うまく切り抜けるために竜崎は伊丹に相談する。 ◎休暇 せっかく休みを取り伊香保でのんびりしている伊丹だったが、携帯で殺人事件発生の知らせを受けた。 大森署のエリアだった為に竜崎のところに捜査本部を設置することとなるが、その必要はないと竜崎が言い出し…。 ◎懲戒 捜査二課の刑事が参議院選挙時に選挙違反のもみ消しを行った疑いが浮上。 大物政治家も動き出し…。 ◎病欠 伊丹は、インフルエンザに罹ったようで、部下から医者に行くよう言われ、出かける準備をしていると事件の知らせが入る。 事件のあった署は捜査員の半数近くがやはりインフルエンザに罹っており、大森署の竜崎に協力を頼む。 ◎冤罪 放火事件の容疑者が捕まった。 もう一人の第一の容疑者は冤罪だ、ということになり竜崎に相談すると、第二の容疑者の精神鑑定をしてみろと言われ…。 ◎試練 竜崎をさらに男にする為に送り込まれるのは美人キャリアだった…。 ◎静寂 事故死と断定した件が実は他殺だったなど3つの不祥事が重なった竜崎率いる大森署。 心配して大森署に行く伊丹だが、竜崎はそれほど心配しておらず…。
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