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カテゴリ:か行-作家
出版社: 文藝春秋 (2006/12) 内容(「BOOK」データベースより) 秋田の貧しい小作農に生まれた富治は、伝統のマタギを生業とし、獣を狩る喜びを知るが、地主の一人娘と恋に落ち、村を追われる。鉱山で働くものの山と狩猟への思いは断ち切れず、再びマタギとして生きる。失われつつある日本の風土を克明に描いて、直木賞、山本周五郎賞を史上初めてダブル受賞した感動巨編。 マタギの人生を綴った長編。 しばらく積んであった一冊。(笑) かなり読み応えのある作品でした。 戦前の時代背景。東北弁で会話されるので、ちょっと分かりづらい点もありましたが、それがまた良くて、他にはないテイストの作品でしたね。 箱入り娘と身分の違う男の恋。電話のない時代なので、連絡の取れない切なさがたまらないですね。 後半はイクさんがとっても可哀想でした。
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