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カテゴリ:ま行-作家
出版社: 文藝春秋 (1984/01) はじめての作家さんです。 名前は聞いたことがありますね。 なかなか面白い短編集でした。 ◎隣の女 隣に住む女はスナックのママで、昼間っから男を連れ込んでいるのが聞こえてくる。 もう一人別の男がいると分かってきた。 やがて女は部屋でガス自殺を・・・。 ◎幸福 自分の体臭が気になって、家で洋裁の仕事をしている素子。 父が倒れたとの知らせが入り、久しぶりに姉に会うが・・・ ◎胡桃の部屋 桃子から横取りしていった男と結婚する親友のリエ。 父はというと他に女を作り出て行ってしまい・・・。 ◎下駄 死んだ父に隠し子がいたことが分かった浩一郎。弟くらいのその男にも浩という字が使われていた。 「おたく」という呼び方から次第にお兄ちゃんと呼ばれるようになり・・・。 ◎春が来た 付き合い始めた男が週末になると実家に夕飯を食べにくるようになった。 はじめは雰囲気が良かったのだが、だんだん重荷になってきたようで・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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