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カテゴリ:池井戸潤
出版社: 講談社 (2011/11/15) 内容(「BOOK」データベースより) 中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太が異動した先は“談合課”と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾く―技術力を武器に真正面から入札に挑もうとする平太らの前に「談合」の壁が。組織に殉じるか、正義を信じるか。吉川英治文学新人賞に輝いた白熱の人間ドラマ。 正月の元旦から関東地方は揺らされました…。 どんな年になることやら。 まあ前向きに頑張っていきましょう 今年も宜しくお願いします。 さて、今年一発目は池井戸さんでしょ、やっぱり。 吉川英治文学新人賞受賞作。新装版。 こんな面白い作品がまだあったんですね。 解説にもありましたが、江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞、そして直木賞を獲った作家さんって2人しかいないらしいです。凄い池井戸さん!三冠王! 一松組という中堅ゼネコンが舞台。 現場から本社の内勤へ抜擢された若い男が主人公。 公共工事の入札制度、談合の実態とネットワーク、しがらみ、政治的介入・・・。 いろいろと参考になって勉強にもなりますねえ。 裏では検察も動きます。 ちょっと分厚い一冊でした。 個人的には550ページを超えるものは、上下に分けて欲しいっす。
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