MZ80シリーズ 来年30歳に
来年、MZ-80シリーズの発売から30年だそうです。ネット上では、「MZ-80 パソコン開発物語」も連載されてるなどパソコン黎明期の秘話も・・当時、父に連れられて国電「秋葉原駅前」の「マイコンショップ(ミズデン)」で購入し、自宅で組み立てした事を覚えています。キーボードの組み立てや、部品のハンダ付けなどが必要で驚いたことなども印象的ですね。この頃、NECのPC8001(こちらは完成品)も販売開始されましたので、自然とMZ80派と8001派が形成され、学校ではよく口論をしました。今でもMZ80の「クリーンコンピュータ」は先進的発想であったことは確信していますが、ともかく、「マイコンでゲーム」の関心は大きくカラー表示が可能なPC8001シリーズは魅力がありました。結局、ソフトウェアの充実もあり商業的に成功していくわけです。そういえば、雲の上の存在でしたが「アップル」や「コモドール」など個性的なベンチャーもありました。世界の巨人「IBM」がこの分野に進出する前の話です。 SHARP MZ-80K ('78) CPU : Z-80A (4MHz)ROM : 4 KB RAM : 20 KB Grpaphic : 80x50(白黒) 価格 : 198,000NEC PC-8001 ('79)CPU : μPD780C-1(Z-80A) (4MHz)ROM : 24 KB RAM : 16 KB Grpaphic : 160x100 (8色) 価格 : 168,000ただし、ディスプレイは別売情報処理学会(http://www.ipsj.or.jp/)の「コンピュータ博物館」に詳しく紹介がありますね。