ミッション・トゥ・マーズ
2000年(米)太陽系の4番目の惑星である火星は、地球型惑星に分類され直径は地球の半分。太陽系惑星の中で唯一、微惑星の衝突を経ずして現在の大きさになったものとされています。もし、火星にもう少し質量があれば、地球と同様に海洋を維持し生命が満ち溢れた惑星であったかも知れません。火星には、かつて生命が存在したという考えが根強く「火星の運河」が主張されたりと興味が尽きません。この作品もそんな人類の火星に対する「好奇心」を背景にしていることは言うまでもありません。特に前半部分は良くできています。(後半で滑ってしまったのが残念)。「ミッション:インポッシブル」のブライアン・デ・パルマ監督のSFファンタジーです。