|
カテゴリ:□森遊び
ミズナラの樹上約8mには大きな籠。中には完熟トマトが人数分。
弓矢を作ってホウの葉の的を射るとトウモロコシとニジマス(生)が獲得できる。 森のキッチンでは大鍋にカレーが煮えている。 飯盒とお米はある。 最終チェックポイントには番人がいて、刃物類を返却すると大玉の桃が一人ひとつ。 昼のメニューは ・カレーライス ・虹鱒の塩焼き ・完熟トマト ・トウモロコシの蒸し焼き ・桃 全てのメニューを食べられるか。まったく無しという可能性もある。 刃物を放棄して桃だけでしのぐか。 問題は火だ。カレーライスはライス抜きでも我慢できるが、まさか生で虹鱒は食べられない。 木登りといっても足がかり手がかりとなる枝などない。ロープを幹に巻きつけ足場を作りながら登っていく。最初に挑戦した彼は木登りに慣れていた。足の使い方がうまい。 7mほど登るとようやく最初の枝。そこに立ち上がり籠の中のトマトを取り出す。ポケットやシャツの中に入れてもせいぜい4つ。仲間全員の分を一度に下ろすことはできそうもない。 だれもトマトを下ろすことを考えなかったのか。袋やバッグの用意はなかった。 弓矢は森の雑木を切って自作。 最初に的に当てたのは彼。見事にまっすぐ矢を飛ばした。 調理に使う火は燃料調達から始まる。着火材は白樺の皮。小枝に白樺の皮をのせて火をつけるとこんな感じになる。ここから枝を徐々に太いものにして火を育てていくのだ。 火吹き竹を使って、自慢の肺活量を駆使。 3本の竹を結び三つ又を作り、そこに自在カギをつける。これも彼らが作る。 そして飯盒をかけて米を炊く。 ここでホッと一息もしていられない。燃料を集めなければ! でもまだ彼らには切迫感がない。 魚とトウモロコシも焼くのだぞ。 飯盒の水が噴いているところがあるかと思えば、まだこの状態のところも・・・。 結果、なんとか全員が昼飯にはありつけた。 2時間ほどの食事時間の差はあったが。 トウモロコシの蒸し焼きは火が弱すぎて生に近いのが多かった。残念。 生でもおいしいのだけれど・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[□森遊び] カテゴリの最新記事
|