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贅沢な昼寝

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Jan 31, 2008
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カテゴリ:ひと関連
朝早くから除雪車の音。早めに車の雪をのける。50センチほどの積雪。
2時間半車を走らせていると雪があるのは山だけとわかる。到着地では青空が時々のぞいていた。

ひとりの男を見送る。
行きの車の中では「なぜ?」という問いが際限なく巡った。最期の時を想像すると切なく、身が引き裂かれる思いがした。

家族が見ていた姿と私が知る姿、男の幼馴染が知る姿はそれぞれ異なった。それらを繋ぎ合わせて、男の一生を想像する。

親になることは難儀なことである。ことに父親は。
その人が存在しただけでよかったと、赦せる日は来るのだろうか。その日が来た時に、あらゆる呪縛から解き放たれるのであろうか。



山に戻り着き、友人からのメールに添付された写真に笑う。

マルクス・アウレリウス「自省録」が届いていた。開いたページの言葉に意味を探す。






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Last updated  Jan 31, 2008 08:38:12 PM
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